大ブレークの予感、今季初登板初勝利の小野!

接戦を勝ち切って、連敗を2で止めた。先発・小野は、8回途中1失点で初勝利。

「初登板が終わってホッとしています」
先発の小野が自己最長の7回1/3を投げて3安打1失点。8回一死一、三塁を招いて途中降板したが、救援したマテオがリードを守り抜き、小野は今季初登板で初勝利となった。打たれた安打はわずか3本。カウント不利な状況になっても、
「思い切って腕を振るだけと考えて投げました」
と攻めた。自身最長となる8回のマウンドにも上がった。「サンケイスポーツ」によると、
「いけるところまでいこうと思っていました。できれば8回を投げきりたかったが、チームが勝ったので良かったです。自分の自信のある球は、真っすぐ。抑えられて、良かったです」

リリーフカーから降り立ったマテオ、今季2度目のマウンドは、修羅場そのものだった。2-0の8回一死一、三塁の大ピンチ。しかも打順は1番から。

右前適時打を許したが、ここからがマテオ。一死二、三塁、次打者を高め151キロで浅い中飛にしとめ、満を持して、ジャパンの4番と向き合った。一塁は空いていたが、真っ向勝負。一歩も引かないどころか、真っすぐで押しまくった。154キロ、152キロ、153キロ…。吹き上げるような高め真っすぐに和製大砲のバットは空を切り、フルカウントまで来た。運命の6球目。寸分の狂いもなく、内角に152キロを突き刺した。ド派手なガッツポーズで、勝負は決まった。
「1点取られてしまったけど、リードを保ったまま降りられたのはよかったよ」

2回一死二、三塁から梅野のスクイズで1点を先制。
「取れるところは、取っておこうと」
と、金本監督。立ち上がりから状態の良かった小野を見ても、1点のプレゼントは大きかった。梅野は守っても、小野を好リード。

そして、1点リードの5回。二死から高山が右翼線への二塁打で出塁し、好機を演出した。
「ファウルで粘って粘って、最後に打てたのはよかったです」
続く鳥谷がカウント2-1からの4球目、真ん中寄りにきた140キロ直球をはじき返すと、打球は右翼線を破る二塁打となった。その間に、二走・高山が本塁へ生還。
「打ったのはストレート。高山がチャンスをつくってくれたので、自分も後ろにつなぐことを意識しました」
今季初打点をマークし、力投する小野を援護する一打に、
「追加点を取ることができて良かった」
と喜んだ。

さて、その高山は、1日の巨人戦(東京ドーム)では逆転負けにつながる守備のミスを犯し、金本監督から、
「2試合分ぐらい返してもらわんと」
とハッパをかけられていた。開幕戦以来となる今季2度目のマルチ安打にも金本監督は、
「まだ足りませんよ(笑)。もっともっと、いってもらわないと」
と、冗談を飛ばす。

※「申告敬遠制」 金本監督が2回、投球せずに敬遠四球にすることができる「申告敬遠制」を初めて使った。場面は2回、二死三塁。7番・打者の打席でボール、ボールで2ボールになると、金本監督がベンチを出て審判に敬遠を告げた。続く8番は投手で、小野が空振り三振に抑えて無失点で切り抜けた。

○<DeNA1-2阪神>◇4日◇横浜

● <巨人3-2阪神>◇1日◇東京ドーム

■ Takayama,You Again!
秋山が1球に泣いた。中堅・高山の捕球ミスが引き金になって、痛恨の逆転負けを喫した。
「すみませんしか、言えないです。秋山さんに」
2点リードの好ムードが暗転したのは4回無死一塁だ。ライナーを捕れず二塁打にしてしまうと、一死後に先発・秋山が逆転3ランを浴びた。金本監督も怒りをにじませて、
「自分の守備範囲に責任を持て」
と、指摘。守りのほころびが敗戦に直結し、巨人との開幕カードを負け越してしまった。

※ロサリオ、新4番の来日初本塁打。

● <巨人8-4阪神>◇31日◇東京ドーム

■ 乱調、藤浪!
4点リードを守り切れず、逆転負け。
「できれば追いつかれても、そこからはね返す力が欲しかった」
と、金本監督。藤浪が5回0/3を投げ、6安打4失点と課題を残した。
「チームを背負ってもらわないと困る投手だから、期待も込めて。判断ミスと言われても仕方がない」
と、金本監督。その6回に、連続四球などで無死満塁のピンチを招き、途中降板。代わった岩崎が四球、適時打を許し2点を失い、同点に追いつかれた。
「いいボールもあっただけに、すごく悔しい」
鉄壁だったはずのリリーフ陣も、沈んだ。桑原、そして球児が…

糸井が、右翼方向へ先制点となる今季第1号本塁打を放った。1回表、真ん中高めに甘く入った変化球を一振り。
「まず1点先制することができて良かったです。まだはじまったばかりなので、ここからも集中していきます」

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