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◇◇     ピックアップ! 宜野座(05)
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■ 突然のスコールによる、降雨ノーゲームに見舞われた。
「やりたかったけどね。(調整が)ちょっと狂ってくるけどね。どうしようか。ピッチングコーチと考えます」
と、金本監督は思案顔。藤浪については、一回ウラのわずか9球で降雨ノーゲームとなった。それでも最速153キロの直球は強さ、コントロールともに上々。金本監督は、
「ガンは151か、152(球場表示は最速153キロ)。打者2人やろ」
「全体的に悪くなかった。投げたかったですけど仕方ないですね」
と、雨男の藤浪。中止後はブルペンに直行。
「気になることがあった」
と、変化球を交えながら26球を投げた。

一塁OK! 一塁守備は、チームの命運を握ると言っても過言ではない。打球処理に加え、野手の送球を処理する能力も求められる。難しいタイミングでの捕球だったにもかかわらず、ロサリオは逆シングルできれいにゴロを捕球。来日初の一塁実戦守備で、ハンドリングの柔らかさを披露した。
「実戦で守備に就くことができてホッとしています」
と語った。ショートバウンドや難しい送球をファーストがカバーできれば、チーム全体の失策数を減らし、ムダな走者を出塁させずに済む。そのために必要なのが柔軟なハンドリング。捕手出身だけに、ロサリオは必要な要素を兼ね備えている。

<オープン戦:中日-阪神>◇25日◇北谷

 
■ オープン戦、黒星発進も積極走塁評価。消極的プレー、失策にはダメ出し。

目立ったのは積極的な走塁だ。初回に西岡が三盗に成功し、2回先頭の高山は、三塁正面のゴロに打ち取られたかに思われたなか、全力疾走を見せて内野安打で出塁。中谷の適時打でホームを踏んだ。さらに4回には四球で出塁した陽川が、一死から梅野の中前打で一気に三塁に進んだ。

守備では、北條に痛いミスが出た。6回、ゴロを難なくさばいたものの、ワンバウンド送球で失策に。結果的にそこから同点、逆転とされてしまった。拙守の北條よ、快足コンビの拙走、島田、植田にも、
「ピリッとしてこれからやってくれないと。公式戦なら許されませんよ」
と、金本監督。

中谷が課題の直球を2度、力強く弾き返し、ライバルに負けない成長を見せつけた。福留、糸井に続く1枠を争う中堅争い。俊介に高山、そしてD4位・島田海吏外野手(上武大)の台頭で激しさは増している。
「外野6人登録はない」
という金本監督。

先発起用も視野に入れる岩崎が、ヤクルトを相手にオープン戦“開幕投手”を務め、4回2安打1失点、3奪三振で先発の役割を十分に果たした。
「きょうは先発というよりピッチャーとして。変化球の精度に反省はあるけど、ストレートを中心に真っすぐで押し込めたのは良かった」
現状では中継ぎで開幕する可能性が高い一方、岩貞、藤浪らの状態次第で先発にも備える両にらみの状態。
「一応、先発できるようにということで。先発の準備をしておいて損はない。リリーフにはいつでも行ける」
と、先発調整の継続を認められた。

順調な調整ぶりだ。抜群の制球力がさらに精度を増している。秋山が5回から登板。3回2安打3失点(自責点0)という結果ながら、内容に手応えを示した。絶好の練習機会だった。右投手でありながら、昨季は被打率・288と右打者を苦手とした。
「右打者が多くてホームランを打たれたけど、アウトコースにしっかり投げられた。点は取られたけどいい球がいっていた」
とうなずく投球内容。8人の右打者に対して、納得のいくコースを攻めることができた。

<オープン戦:ヤクルト4-2阪神>◇24日◇浦添

■「高山、ビビッていると思うよ、何回も言うけど(笑い)」
島田が韓国・KIAとの練習試合で「1番・中堅」で先発出場。“プロ初本塁打”となる一発を含む2安打3打点と活躍した。俊足と打力をアピールして、中谷らとの中堅スタメン争いに割って入った格好。金本知憲監督のコメント。
「どうなるんだろうな。嘉男、孝介でしょ? センターに中谷、俊介、高山、島田ときてみ。外野で6人は入れられんぞ、多分。これは競争ですよ。中谷だって、今の状態だったらベンチに入れんかもしれんで、本当に」

ドラ1馬場、ホロ苦初実戦。7人に6安打4失点。9回に登板。先頭から3連打で1失点すると、一死二、三塁から再び3連打を浴びて降板した。直球も変化球も、高く真ん中に入った。最速は143キロにとどまり、1/3回を被安打6の4失点。それでも金本監督は、
「良かったんじゃない、いきなり洗礼を浴びて」
と、前向きにとらえ、長い目で見守る方針だ。
「腕を振りきれていなかった。そういう面で負けてしまった。高さも甘かった」と猛省。「強い球をコースに投げられるようにしたい。バッターに向かっていく気持ちをしっかり持って、ゼロにこだわるようなピッチャーになりたい」
と力を込めた。

ドラ5谷川、馬場乱調で、バタバタ1軍デビュー。7球で肩を作り、4点リードの9回表一死満塁で登板。押し出し四球で1点を失ったが、2奪三振で反撃ムードを断ち切った。
「四球は余計だったが、対応できた。今後ああいうこともあるとコーチに言われた」
今クールから1軍に合流し、さっそくマウンド度胸を披露した。

◇ メッセンジャーが21日、今年初登板初先発し、1回無失点の好投を見せた。すでに内定している開幕投手へ向けて、順調な滑り出しを見せた。
「先発として真っさらなマウンドに戻って、シーズンに近い内容の投球ができた。低めに集めてゴロを打たせることができたのはよかった」
金本監督も、信頼を口にする。
「去年から言っているよ。本人は当然だと思っているよ。俺しかいないだろうというタイプだし。ある意味、頼もしい」

<練習試合、阪神12-9KIA かりゆしホテルズボールパーク宜野座>