大山、初の侍ジャパン!

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◇◇     ピックアップ! 宜野座(04)
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■ 大山、野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーに初選出。

「日本の代表として、タイガースの代表としてしっかりやらないといけない」
大山が20日、プロで初めて日本代表に選出された。
「野球をやっている以上は目指すところだが、まさか入れると思わなかった。ビックリしているし、うれしい気持ちがある。気が引き締まります」
と、率直な思いを言葉に表した。

今キャンプでは実戦5試合で18打数8安打、打率4割4分4厘と成長をアピール。複数ポジションをこなす守備力も売りだ。16年夏には大学日本代表に選ばれ、4番として、日米大学野球選手権大会の優勝に貢献した。

昨年に続き代表に選出された石崎も、ブルペンで威力のある直球を中心に約30球投げた。
「とても光栄。自分がやっていること、できることを前面に出してチームに貢献したい」

「打者が情けない」
と、金本監督は苦笑い。投手は小野、才木の2人がピックアップされた。カウント3-1もしくは2-0など打者有利のカウントを想定し、球種はオール直球。このガチンコ勝負で、課題としている速球への対応がどこまで向上しているのかを確認したかった。シート打撃での速球テストだが、結果は投手に軍配。
「高山、中谷は特に真っすぐをとらえきれないから。最後、ちょっと高山が打ったけどね、才木の。あのとき才木が一気に落ちとった。141、142キロぐらいしか出てなかった」

ドラ4位・島田の打撃はちがった。25球中16スイングでヒット性5本。最後の球を右中間に鋭い打球で放った。
「内が、強いよね」
と、金本監督絶賛。

■ 「変化球多すぎる」、秋山、0封も江夏氏から喝!

秋山が好投し、3回1安打無失点、2回、3回は1人の走者を許さない投球。最速145キロ。オフから課題として取り組んできた直球に威力があり、変化球を交えた緩急のある投球で1安打に抑えた。直球に関して、
「ちょっと疲れも出てくる時期で、うまく投げられなかったけど、強さで押す場面もあった」
と、手応えを口にした。ただ、バックネット裏で見守った超大物OB・江夏豊氏は「自分から言わせれば、変化球が多すぎる。この時期は真っすぐだけでいい。そこがあって、変化球が生きる。それが順番」
とバッサリ。辛口メッセージに期待を込めた。第4クール終了。

先発再転向プランが浮上していた岩崎は、先発陣は枚数がそろっており、今季も中継ぎ起用が濃厚となった。

ドラ5・谷川、即戦力として期待される右腕、20日に1軍昇格。ドラ3・熊谷と、青柳が二軍へ。
「率直にうれしい。やっと第一歩が踏み出せたかなという感じ。結果を残して生き残れるように頑張りたい」
と、意気込み、チームの強力な救援陣に割って入れるように、
「実戦で、打者に対して突くところは突くという投球をしたい」
と話した。宜野座と、安芸との距離が離れていることもあり、金本政権下ではこれまで春季キャンプでの選手の入れ替えはほぼなかった。

20日、昇格即ブルペン入りで首脳陣に猛アピール。金本監督も捕手後方から見守る中、カーブやシュート系の変化球を交えるなど51球の投球練習。
「フォームの確認で7割くらいの力で投げた。内角に投げられたので良かった」
抜け球や、ゾーンを外れる球はほぼなく、キレのある変化球に指揮官がうなる場面もみられた。

<練習試合、阪神0-0日本ハム、18日、沖縄・宜野座>

■ 阪神が誇る若き豪腕コンビが躍動した。2番手・藤浪から、2年目の小野、才木が無失点リレー。150キロ近い速球でグイグイ押し、小気味よく変化球も決めた。金本監督も、
「将来、右の3本柱に。藤浪と、小野と、才木という。ワクワクしてくるわね、順調にいってくれたら」
と、胸を躍らせた。

藤浪は4回から登板し、2回無安打2四球で無失点だった。打者7人に対し、フルカウントになる場面もあったが、安打は許さなかった。最速は153キロを記録するなど、直球で差し込んだ。キレのある変化球で、2三振も奪った。前回7日の紅白戦よりも、テークバックが大きいフォームで復活の兆しを見せた。

本来の姿を取り戻しつつある。これまでは制球面を改善するためにコンパクトなフォームに取り組んでいたが、この日は違った。体を大きく使い、打者に向かっていく姿勢を見せた。

■「4番・DH」で先発出場、ロサリオが16日、練習試合の楽天戦(かりゆしホテルズボールパーク宜野座)で3試合連続本塁打を放った。

4回二死三塁。外角速球をカンペキにとらえると、そのまま押し込んで、右中間席へ豪快に放り込んだ。11日の練習試合DeNA戦、12日の紅白戦は左翼へのアーチだったが、この日は逆方向へ。規格外のパワーを見せつけた格好だ。

新助っ人のフリー打撃は、必ずといっていいほど最初は逆方向へ打球を飛ばす。7、8球それを繰り返し、徐々にスイングを強めていくスタイル。毎回、すさまじい飛距離の打球を放つ一方で、ただ振りまわすだけの練習はしない。

■ 大山がまたも侍ジャパンの稲葉監督の前で、3安打猛打ショーを披露。代表入りへ、ダメ押しの猛アピールだ。この日も、前回視察時の7日の紅白戦と同様に3安打固め打ちで、好印象を与えることに成功した。
「外国人投手の独特な投げ方っていうのもありますし、日の丸のユニホームを着て戦うという、そういうのも経験しないとわからない部分が非常にありますので、ぜひ経験をしてもらいたい選手ではありますね」

<練習試合:阪神10-1楽天>◇16日◇宜野座