辛勝。甲子園では引き分けをはさんで、8試合ぶりの勝利。竹安が、初勝利。糸井の17号同点ソロで35イニングぶりの得点を生み、本拠地連敗を5で止めた。3連勝。先発・秋山は、CSに向けた登板だった。

竹安が、プロ初登板初白星。7回からの1イニングをわずか9球で料理。打者3人を無安打無失点に抑えた。最速146キロの直球を軸に、変化球のコンビネーションで打者を幻惑。上々の一軍デビュー戦を果たした右腕は、お立ち台に呼ばれると、
「2年目の竹安大知です。ポジションは、ピッチャーです」
と、初々しくあいさつ。ファンの大声援に、
「ここに立つことは、まったく想像もしていなかったので驚いています。一死目を取ってから落ち着いて投げることができました」
と振り返った。熊本ゴールデンラークスに所属していた2014年12月に、右肘内側側副靱帯の損傷で、トミー・ジョン手術を受けた。プロ入り後も慎重なリハビリが続いた。

さらに、8回には昨年のドラフト3位・才木(須磨翔風)と、同7位・長坂の新人バッテリーがそろってプロ初出場。
「すごく楽しかったです」
才木は、フルカウントから四球を与えるなど二死満塁のを背負ったが、最後は左飛に抑えてピンチを脱した。最速149キロ。無我夢中で投げた29球。ホールドをマーク。

「竹安は、ベテランらしいピッチングをしてましたけど…」
と、落ち着いたマウンドさばきを見せた初登板に笑顔を見せた金本監督。「サンケイスポーツ」によると、
「強運ですね。何か持っているのかも分かんないですね」
と、デビュー戦勝利を喜んだ。また、新人バッテリーについても、
「才木もちょっとヒヤヒヤしたんですけど、ボール自体はやっぱりいいものを持っていますし、長坂もよくワンバン止めてくれましたしね。皆よくやってくれました」
と評価していた。

1点を先制された直後の6回、糸井が2試合連続のアーチで試合を振り出しに戻し、1ボールから2球目、高めに浮いた142キロの直球を狙った。フルスイングした打球は左から右に吹く風にも乗って、右翼スタンド最前列に到達。2戦連続アーチで試合を振り出しに戻した。
「打ったのはストレート。ボール気味の球でしたが、思い切ってスイングした結果、詰まりでしたが風にも救われてスタンドまで届いてくれました。取られた後だったので、直ぐに追いつくことができて良かったです」
と振り返った。

秋山が、6回でマウンドを降りた。中日打線を相手に3安打1失点。
「最近の投球が良くなかっただけに、今日の投球ではいい感触のボールが多かったので、いいイメージを持ってここからCSに向けて、しっかりと取り組んでいきたいです」
と、前を向いた。ドリスが37セーブ目をマークし、単独で初の最多セーブのタイトルを獲得することが決まった。
「ファンのみなさまに感謝したい。若い投手が活躍し、この機会にセーブが取れて良かった。クライマックス・シリーズでも最後まで投げたい」

大和が2回の第1打席で、代打に植田を送られて途中交代した。遊撃の守備で三遊間への当たりを捕球した際に、右足を気にするそぶりを見せていた。金本監督は試合後、
「ちょっとひねったみたい。あした(6日)病院に行くんじゃないか」
と、心配そうに話した。

 <阪神2-1中日>◇5日◇甲子園

過去の出来事;
桑原と、マテオ、球団初の最優秀中継ぎダブル受賞。ドリスが最多セーブのタイトルを獲得することが4日、確定した。いずれも初のタイトル獲得。桑原と、マテオはともに43ホールドポイント。

※ 堂々勝負、清宮面談で明言。
「1位で指名します」
佐野アマスカウト統括らが清宮本人に直接、明確な意思を伝えた。面談した10球団のうち、8番目での登場。清宮、ラグビー・ヤマハ発動機で監督を務める父克幸氏、母幸世さん、早実の国定野球部長を相手に、王道スタイルを貫いた。

※ メッセが3日一軍合流へ。6日中日戦登板、中7日でCS初戦先発!?

※ 高宮、戦力外。ロジャースが、近日中に米国へ帰国予定。