鳥谷、2000安打達成、おめでとう!

鳥谷が、2000安打達成。逆転勝ちで連敗を4で止め、鳥谷の偉業に勝利で花を添えた。実働14年目での到達は、日本人では長嶋氏らに並ぶ最速。1877試合連続出場の鉄人が、大きな勲章を手にした。

「1打席目に決めないと、プレッシャーがかかると思った。目標にも、考えたことも、打てるとも思ってなかった。500本ぐらいで終わるのかなと…」
鳥谷が、2回の第1打席で右中間への適時二塁打を放ち、プロ野球史上50人目となる通算2000安打を達成した。生え抜き選手としては、83年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ、2人目の偉業。本拠地・甲子園での偉業達成は、球団史上初となった。 金本監督は、
「2000本打った日に、勝てたのが一番うれしい。次は、2500(安打)必ず打てよ、と言った」

二塁ベース上の鳥谷は、2000安打の記念ボードを手に、ヘルメットを取って歓声に応えた。
「打ったのはフォーク。いつもと変わらず次の打者につなぐ意識で打ちにいきました。打席に入った時の歓声がすごかったですね。ファンの方々の声援が後押ししてくれました」
と、感謝。藤田平氏も、
「2000本という数字を達成するまでに、紆余曲折あったと思う。ここがゴールではないけど、まずはおめでとうだね」

勝ち越しタイムリーを放った西岡は、2000安打を達成した鳥谷と並んでお立ち台に登場。
「何とかチームが勝って、(鳥谷に)気分良く帰って欲しかった」
と話して、球場を盛り上げた。3-3の同点で迎えた7回。一死から坂本、代打上本、糸井の3連打で満塁とすると、西岡がスライダーをセンター前に落とした。なお、満塁の場面で福留が右犠飛。さらに1点を追加した。

2点ビハインドで迎えた2回。鳥谷が通算2000安打となる適時二塁打で1点差に追い上げると、なお二死三塁の場面。8番・坂本が左翼ポール際に逆転2号2ランを放った。
「まず同点という気持ちで。三塁ランナーを返す事だけを考えて打ちにいきました。いい結果になってくれて良かったです」
8回にも、2点適時打などで3点を追加。2日の中日戦(甲子園)以来、今季2度目となる猛打賞。4打点も、それ以来だ。
「(鳥谷が)2000安打を打って、勝って祝えるようにと(試合前から)チームで話していました」

能見は、6回4安打3失点で降板。勝敗は、つかなかった。能見以降は岩崎、高橋、石崎と無失点でつなぎ、連敗を止めた。

 <阪神8-3DeNA>◇8日◇甲子園

過去の試合;
● <広島6-4阪神>◇7日◇マツダスタジアム

3試合連続、逆転負け。今季初の同一カード、3連敗。秋山、5回6失点で5敗目。今季初登板の榎田が、3回0封。“ON”が、速攻。大山が先制打、中谷は2点打。

● <広島4-3阪神>◇6日◇マツダスタジアム

連夜のサヨナラ負け。3点リードの8回にマテオが3連打を浴び、守備の乱れも重なって、一気に同点に追いつかれた。延長11回には7番手・石崎がタイムリーを浴び、力尽きた。岩田、7回途中0封。

● <広島8-7阪神>◇5日◇マツダスタジアム

9回に福留の逆転2ランでひっくり返したが、そのウラにドリスが2ランを浴び、サヨナラ負け。自力優勝の可能性は消滅、広島のマジック点灯を許した。藤浪、4回5安打5失点、4四死球でKO。

● <阪神2-4中日>◇3日◇甲子園

痛恨の敗戦を喫した。電撃加入したメンドーサが、7回7安打死球8奪三振、4失点での黒星デビュー。6回まで2失点と力投したが、7回に2点二塁打で勝ち越しを許した。奇跡の逆転優勝を実現するには、1つの敗戦が命取りになる。

※ 横田、脳腫瘍だった。厳しい治療乗り越え「寛解」。