打線爆発で、5連勝を飾った。序盤から効果的に得点を重ねた。坂本がプロ初の3安打、1本塁打、4打点の活躍で、12安打9得点の快勝を導いた。

「次があるか分からないので、今日見に来てくださった方は珍しいものが見られたかと思うんですけど、こういう機会が増えるように頑張ります」
と、笑顔で話した。

7試合連続のスタメンマスクで、2回に左翼ポール際へ今季1号の3ラン。プロ2本目で、甲子園では初アーチだった。お立ち台では、
「打った瞬間、いってくれと思いながら走りましたけど、入った瞬間は自分でも鳥肌が立って、すごくうれしかったです」
と、初々しいコメント。さらに活躍は続き、4回に中前打で出塁して糸井の適時打で6点目のホームを踏み、6回には詰まりながらも左前へ運んで、プロ初の3安打猛打賞も記録した。

ついで先制犠飛と、ダメ押し16号ソロの福留は、
「きょうは坂本の付き添いです。(バックスクリーン弾は)まだ力があるんだなと…(5連勝)ファンの声援で選手はやる気を持ってます」
と、言葉少なにツボを得たコメントを発していた。金本監督は、「サンケイスポーツ」によると、
「今日は、ホームランがよく出た。若い大山、中谷(18号ソロ)に、ベテランも孝介が打ってくれてよかった」

その大山が、初の6号ソロ“4番弾”だ。新人では球団史上初の快挙。初球の直球を、左翼席に運んだ。2点を返された直後の攻撃での一発に、
「あの展開で1点取ると取らないとでは全然違う。積極的に打ちにいったことが、いい結果につながった」
とうなずいた。タイガースの新人4番打者(プロ野球初年度の36年を除く)の1発は、1リーグ時代を含めても大山が初めてになる。また、1試合4本塁打は、5年ぶり。

「めっちゃ緊張していました。ああいうヒットがどんどん増えていけばいいなと思います」
4打席目の7回。植田らしさ全開の遊撃内野安打で、プロ初安打をマークした。直後の二盗失敗は、ご愛敬。プロ3年目、初スタメン、フル出場の夜を振り返り初々しく笑った。その植田の起用については、
「競争もあるし、昨日の大山の4番とは比較にならないぐらい、決断がいった。バントも決めて、守備も無難にこなしてくれた。盗塁はアウトになったが、そこは次回に期待したい」
と、金本監督。

「毎回の援護点をもらい、自分のリズムで投げることができましたが、球数が増えてしまい6回までしか投げることができませんでした」
と、能見は6回を投げ、2失点で5勝目。貯金は、今季最多を更新する「17」。以降は高橋、藤川、石崎と無失点リレーでつないだ。

 <阪神9-2中日>◇2日◇甲子園