「勝ってよかったです。(有言実行)できてよかった」
2回に、糸井が先制の11号3ラン。敗れた前夜に、
「あしたは取る!」
と、リベンジを誓っていた超人に導かれ、8-4で巨人に快勝した。二死一、二塁。2球で追い込まれながらも3球目、内角低めのスライダーに反応した。窮屈そうに体を縮めながら、ボールをバットに乗せた。

ロジャースも2点適時二塁打を放ち、5点を奪った。7回には、北條の11試合連続安打となる適時打で加点。二死二塁。前の打者、鳥谷のカウントが2ボールとなったところで、捕手が立ち上がった。そこまで3打席ノーヒットの北條が、打席に立った。
「真っすぐの後だったのでカーブ、スライダーがくると思っていた」
挑まれた勝負。心は熱く、頭は冷静だった。カウント2-1から4球目、108キロカーブをとらえた。鋭く左翼へ運ぶ適時打で、大きな6点目だ。そして、8回には、途中出場の大山の適時打で2点を加えた。
「追加点が欲しかったので、最低でも外野フライと思っていた。チームにとっても大きかったので、よかったです」
カウント2-1から4球目を強振すると、左翼を大飛球が襲った。金本監督は、
「いやあ、追加点が入らず、イヤな雰囲気があったが、北條が食らいついて、レフト線に持っていって、大山も。若い力がね。ベテランの糸井の3ランと、若手のダメ押しといい形で点が取れた」

先発した能見は、5回5安打3失点で今季4勝目(6敗)。変化球を丁寧に低めに集めて、6奪三振。強気のスタイルで7月1日のヤクルト戦(甲子園)以来、7戦ぶりの白星をつかんだ。「サンケイスポーツ」によると、
「攻める気持ちで投げた。(右打者への内角球は)それだけはずっと、やっているんで。逃げることなく、ね」

2番手・桑原が、クリーンアップを三者凡退にし、イニングまたぎして、2人をピシャリ。好投・能見を5回でスパッと諦め、6回のマウンドはもちろん背番号64。
「最近はピンチでの登板で、しんどいところばかりで投げてもらって、疲れもあったし、本調子ではなかったけれど、回の頭から行くとピシッと抑えてくれますね」
と、金本監督。

 <巨人4-8阪神>◇26日◇東京ドーム

過去の試合;
● <巨人6-3阪神>◇25日◇東京ドーム

一夜で、自力V消滅。5回に先発・青柳が突然崩れ、3点を奪われ逆転負けした。変わった岩崎も、流れを止められず。

※ 27日の巨人戦に先発する藤浪が、一軍に再合流。高山、3号2ラン。掛布二軍監督指導に、一発回答。真骨頂、固め打ち3安打。週明け29日のヤクルト戦(甲子園)から昇格は可能。