自力優勝の可能性が、復活。秋山、粘りの投球を見せ8回3失点、5連勝で11勝目。打線も、2試合連続2ケタ安打。ドリスは、リーグトップの31セーブ目。

「今年1番状態が悪かったので、何かしないと」
と、秋山。自慢の制球は乱れ、逆球が目立つ。いつもの球威もない。それでも勝った。2回からセットポジションでの投球に変更。右腕がより体の近くを通り、コンパクトに振るイメージに修正した。直球の切れと、制球力を取り戻した。

3回までに3点を失ったものの、中盤以降はヤクルト打線を寄せつけず。自己最多を更新する11勝目を挙げた秋山は、
「立ち上がりどうなるかなという内容だったけど、野手の方に早めに援護してもらった」
と、打線に感謝。
「ホントはひとりで投げ抜きたかったですけど、ひとつでも多くのアウトを取れるように考えていた」
と、ローテの軸としての責任感も明かした。

1回に、ロジャースが先制タイムリー。2回に、鳥谷の勝ち越し本塁打が飛び出した。246打席ぶりの1発だった。内角143キロ直球を、右翼ポール際上段席まで届かせた。勝ち越しの3号ソロは、推定飛距離130メートルに届こうかという特大弾となり、「サンケイスポーツ」によると、
「まぐれ、まぐれ!」
と、照れ笑い。金本監督からも、
「あんな上段まで打って。らしくない、うれしいホームラン」
と喜んだ。

3回には、中谷がチーム・トップの3戦連発となる16号3ランを放った。今や虎のスラッガーだ。
「甘いボールを一発で仕留められました」
2-1の3回だった。一死一、三塁で4番・ロジャースが空振り三振に倒れ、追加点奪取は24歳に託された。1ボールからの2球目。星の真ん中に入ったスライダーを、グンッと振り抜く。バットを投げ飛ばしながら夜空を見つめた。打球は左翼席中段に舞い落ちた。その後も、4回にも上本のタイムリーが飛び出すなど着実にリードを広げた。3戦で合計8本塁打と、打線は活発。

※ 藤浪、ウエスタンで1回1安打無失点。巨人戦の最後に登板か!?

西岡の出場選手登録を抹消した。23日のヤクルト戦の5回に、本塁クロスプレーで左足かかとを軽く打撲した。あくまで軽症で本人も出場に意欲を見せていたが、昨年手術した左足アキレスけんへの負担を考慮し、大事を取った。

 <ヤクルト3-6阪神>◇24日◇神宮