熱投・球児、満塁斬り!

ベテランの活躍で、乱打戦も逆転勝利。2戦連続の3発で、快勝。夏ロード、5年連続勝ち越し。

37歳・球児、満塁斬り。好救援で、今季2勝目。早すぎる5回二死満塁からの登板。遊飛でピンチをしのぎ、危機を脱した。6回は一死から内野安打を許したものの、三振ゲッツーで切り抜けた。その5回の攻防が、すべてだった。
「それが、野球。そういうこともある」

3本塁打を放つなど、効果的に点を重ねた。40歳・福留の15号3ランが決勝打。36歳・糸井が5年連続の2ケタ本塁打となる、10号ソロを含む2打点の活躍だった。中谷も、15号2ランでダメ押し。

さて、福留が、夏男の本領発揮だ。3回、同点に追いついた直後の2死一、二塁で内寄り速球を強振。完ペキな大飛球で今季15号3ランが右翼席に吸い込まれた。
「思い切ってスイングした結果、たまたまですけど最高の結果になってくれました」

糸井が、5年連続の2ケタ本塁打。2点リードの5回は先頭で打席へ。内寄りスライダーを完璧にとらえると、大飛球が右翼ポール際に吸い込まれた。今季10号ソロ本塁打をマーク。「サンケイスポーツ」によると、
「いい感触でとらえられました。追加点を取れてよかったです」
と話した。

中谷も、敵を突き放す一撃。1点差に詰め寄られていた7回二死一塁。チェンジ・アップをとらえると、ライナーで左翼席に一直線。今季15号2ラン。
「次の1点が大事だと思っていたなかで、いい結果を出すことができてよかったです」
福留と並ぶ、チーム・トップの本塁打数だ。クリーン・アップに定着しつつある若き大砲だ。

中堅の守備でも魅せた。三回二死。左中間の飛球をフェンス間際で好捕。前夜は左翼でライナーの目測を誤り、失点につながるミスを犯した。汚名返上の、好プレーだった。

岩田、無念の降板。3点リードの5回無死一塁で、左中間へ2ランを被弾して、1点差に迫られると雲行きが怪しくなった。四球を与えた後、二死までこぎつけたが、連打で満塁のピンチを背負ったところで、金本監督も継投を決断。
「先発の仕事を果たせず、チームに迷惑をかけてしまい、申し訳ないです」
と振り返った。5点の援護に恵まれながら、5回途中4失点で白星には届かなかった。

※ 不振で二軍調整中の高山が23日、ウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に「2番・右翼」で出場し、右翼へ豪快な2ランを放った。これで二軍戦は4試合で16打数8安打、2本塁打。掛布二軍監督も、
「まだ最高ではないが、いい状態で来ていると思う」
と、目を細めた。前日には、
「ヒットの数を増やすように、意識させている。この6戦で10本くらい」
と、今週6試合での“ノルマ”を課したが、2試合で、はや3本。

 <ヤクルト4-7阪神>◇23日◇神宮

過去の試合;
● <ヤクルト5-4阪神>◇22日◇神宮

ポテンヒットで、痛恨のサヨナラ負け。中谷、大山連弾もむなし。小野はまたも、プロ初勝利を逃した。逆転を許し、さらに右ふくらはぎがつってしまい、そのまま降板。3回1/3を6安打4失点だった。