鳥谷が延長11回、岩瀬から左前に決勝打を放った。ナゴヤ・ドームでの中日相手に、4年ぶりとなる同一カード3連勝。4連勝で60勝に到達し、貯金も今季最多タイの12に増やした。

モヤモヤは、吹っ飛んだ。毎回のように得点圏に走者を進めるが、3回以降はゼロ行進。「サンケイスポーツ」によると、
「普通の決勝点とは違うわね。拙攻の中のね。今日はこういう日なのかな、というなかで打ってくれたのがうれしかったですね」
と、金本監督。この日、鳥谷は二塁打2本を左右に打ち分け、19日に続く2試合連続の3安打猛打賞で勝利を呼び込んだ。今季5度目の猛打賞。
「1日でも早く、達成できるように頑張りたいと思います」
通算2000安打まで、あと14本。

森越、移籍3年目で千金初ヒット。延長11回に、決勝点口火打。
「積極的に塁に出ることを意識しました。後ろに糸井さん、福留さんといい打者がいるのでつなぐことを心がけました」
9回から二塁の守備に入っての初打席だった。これまではグラブで生きてきたイメージが強かった。初球の136キロ内角直球を、鋭く左前へと運んだ。2014年に中日から戦力外通告を受け、翌15年にタテジマ入り。今季6打席目、通算15打席目で初めて「H」ランプを灯し、鳥谷の一打で決勝のホームを駆け抜けた。

同点の延長10回から7番手で登板したドリスが、今季初のイニングまたぎ。1点リードした11回は圧巻の3者連続三振で締めくくり、2回無失点で今季3勝目を手にした。
「結果的に2回になりましたが、試合に出たら1イニングずつ抑える気持ちだった。シーズンがはじまってからずっと準備していましたし、それが仕事ですから」

能見が、5回8安打2失点で降板した。
「(なかなか勝てず)俺が一番、苦しいよ。でも、ここからが勝負なので」

※ 高山、二軍戦で一発を含む3安打。不振で、18日から二軍調整中の高山が、「2番・中堅」で先発出場。8回にソロを放つなど、3安打1打点と大暴れ。復調の気配を見せる背番号9が、一軍復帰へ結果を残し続ける。

また、先発の松田も、5回4安打2失点。5三振を奪ったが、2本塁打を浴びた。リベンジの機会が与えられる可能性もある。

 <中日2-3阪神>◇20日◇ナゴヤドーム