熱いぞ、岩田!

岩田、熱投。打線も、先発全員安打で快勝。「メッセ・ショック」を振り払った。メッセ、骨折。大阪に帰る前、宿舎ミーティングでV奪回に懸ける思いをナインに託した。メッセの穴は、全員で埋める。

「1人でまかなえるかどうか分からないですけども、ランディが帰ってくるまで、しっかりみんな団結していきたいなと思います」
熱かった。
「攻めていこう」
坂本との約束を守り、140キロ台中盤の強い真っすぐで内角を突いた。2回2死一、三塁の打席では5球連続ファウルで粘りもした。直球と、スライダーを軸に、今季最長の7回を3安打1失点で、2勝目。金本監督は試合後、「サンケイスポーツ」によると、
「今、特に先発陣がこういう時こそ、オレが絶対に穴を埋めるというハートを持ってほしい。今日の岩田にはそういうものを感じた」
と絶賛した。

メッセ離脱に、奮起。5番・右翼でスタメン出場した中谷が、チームトップの13号3ランを放った。1点リードの3回二死一、二塁の場面でスライダーを左翼スタンドに運んだ。
「みんながつないでくれてまわってきた打席でしたし、まだまだ追加点の欲しいところでした。甘くなったボールを逃すことなくしっかりと捉えることができました」

主砲・ロジャースも負けじと、4号2ランを放った。
「前の打席で緩い球をヒットにしていたので、速い球をイメージしていた」
5回無死三塁。前の打席でカーブを左前に運んでいたが、今度は直球を打ち返した。
「打った瞬間は、犠牲フライにはなるとは思ったけど、スタンドまで届いてくれるかはわからなかったよ」

メッセに代わって、今季2度目の一軍昇格を果たしたメンデスが、8回に即登板。二死から死球を与えたが、無得点に抑えた。MAX154キロの力で圧倒。
「雨が降っていたが、いつもと変わらない投球ができた」

※「メッセ、今季絶望」。「右足の腓骨(ひこつ)骨折」と診断されて11日、出場選手登録を抹消された。全治は公表されなかったが、今季絶望とみられる。

メッセンジャーが負傷したその10日、倉敷でのウエスタン・リーグ広島戦で5回1失点と好投した藤浪について、金本監督は、
「(抹消から)丸2カ月以上か。メッセの分もしっかりやってもらわないと。他の人も含めて」
と、期待を寄せた。

 <DeNA1-8阪神>◇11日◇横浜

過去の試合;
● <巨人5-2阪神>◇10日◇東京ドーム

メッセンジャーの負傷降板から暗転、痛恨の逆転負け。同点の7回無死、4番・阿部のライナーがメッセンジャーの右足くるぶし付近に直撃。6回0/3を2失点のまま降板。

東京都内の病院へ直行して検査を受けたが、深夜に横浜市内のホテルに戻ってきた際には、右足にギプスをつけ、松葉杖をつく状態。この日は診断結果は出なかったものの、今後の状態次第では戦線離脱する可能性が出てきた。試合は、二夜連続のマテオ背信で、カード負け越し。