福留、激走!

9回、見事な逆転勝ち。この日の勝利で、自力Vが復活。
「疲れましたけど、最後は土俵際ではね返してくれて良かったです。なんか興奮してますね」
と、金本監督も大興奮だった。また、福留の土壇場で見せた執念の同点三塁打と、激走には、
「きょうの走塁を見たらかわいそう(笑)」
と、10日は休養に充てることを明言。

1点ビハインドの9回。一死から代打・隼太がファースト・ストライクを振り抜き、中前打で出塁すると、
「点につながって、勝ちにつながって良かったです」
福留は、内角スライダーをつかまえた。右中間を弾むと、三塁へ激走。同点の適時三塁打とした。続くロジャースは157キロ初球打ち。
「前でポーンと外野フライを打ちにいって。決して振らずに、いいポイントで」
と、ニンマリの金本監督。157キロの直球をいとも簡単に外野まで飛ばした。
ほんの小休止のあと、福留は再発進。執念のスライディングで勝ち越した。「サンケイスポーツ」によると、
「最初にスタートを切った瞬間から、三塁打の影響で足がもつれた」
と、苦笑い。この日は全5打席出塁し、3安打すべてが長打と、走りに走った。

40日ぶりの一軍マウンド。先発・青柳が、5回を2安打無失点に抑えた。4勝目はスルリと消えたが、価値ある粘投だった。気迫の6奪三振。
「初回は、めちゃくちゃ緊張した。久々で」
背水登板で、生き残った。

7回に登板した岩崎は、2/3回を3失点。四球や。安打で二死満塁とされ、マテオにスイッチ。しかし、初球を左中間へ弾き返されて、一時逆転を許した。
「四球、四球では信頼されない。マウンド上で修正できなかった」
と、反省。マテオも、
「状況的に難しかったけど、それも仕事。しっかりやりたい」
と、リベンジを誓った。

※ 岩貞が9日、出場選手登録を抹消された。代わって、石崎が、今季初めて一軍昇格した。

<巨人4-5阪神>◇9日◇東京ドーム

過去の試合;
● <巨人6-1阪神>◇8日◇東京ドーム

金本監督、ついに堪忍袋の緒が切れた。岩貞、試合中の“強制送還”で、抹消。4回を、7安打6四球6失点で9敗目。2回、中谷が大チョンボ、痛恨の走塁死。ふたたび自力優勝の可能性が消滅し、広島に優勝マジックが点灯。