代打・隼太の逆転本塁打で、ヤクルト戦、3タテ勝利。貯金を、ふたたび2ケタに戻した。

とっておきの切り札が、一撃でツバメを仕留めた。7回一死一、二塁で北條の代打として登場した隼太の、バックスクリーンに運ぶ2号3ランが飛び出し逆転。
「狙いというよりも、気持ちで引かないように」
3球目。外角低め147キロ直球を振り抜いた。
「ホームランになってくれと願いながら走りました。興奮しちゃいましたね」
何度も右拳をにぎって、ガッツポーズ。代打成績は、3割3分3厘。「サンケイスポーツ」によると、
「いい場面で使ってもらえて、意気に感じている。準備でほとんど結果が決まってしまうと思うので、整理して打席に入っています」
高山の代打も考えたという金本監督は、
「ちょっと迷ったんだけど、片岡が隼太っていうから。片岡、神の一声」
と説明したが、
「まさかホームランとはね。シビれましたね」
と、目を細めた。

隼太の代打逆転3ランに殊勲は譲ったが、プロ初の右へ左へと4安打、1打点と大活躍の俊介も、堂々勝利の立役者だ。
「うれしい。それだけです」
「1番」で起用された試合では、6戦で打率・462(26打数12安打)、1本塁打、4打点と絶好調。俊介の1番起用も当たり、鳥谷と、上本も「積極的休養」させたなかでの引き分けをはさみ、4連勝。

先発・能見は、5回を5安打4失点(自責3)。自身2試合連続となる2被弾。2回に福留、大山の失策により1失点したが、
「関係ない」
とかばい、
「ずっと勝てていないから、苦しいと思いながら投げている。試行錯誤ばっかしている」
と、自らを責めた。7月1日のヤクルト戦(甲子園)を最後に4試合白星なし。金本監督は。
「リフレッシュも考えています」
と、ローテの状況次第で、登録抹消する可能性を示唆した。救援した岩崎が2勝目、ドリスがひやひやの27セーブ目を挙げた。

※ 秋山が6日、京セラドームでおこわれた全体練習に参加した。前日5日のヤクルト17回戦に先発したが、三回途中に右太ももの張りを訴えて降板。試合後に大阪市内の病院で検査を受けたが、出場選手登録を抹消せず、次回登板に向けた調整を再開していく。

 <阪神6-5ヤクルト>◇6日◇京セラドーム大阪