ロジャース、逆転V打!

逆転勝ち。パンダが、またも大仕事だ。
「よくやってくれた。しぶとく最後まで粘って」
と、金本監督。ロジャースが、9回、一死満塁から逆転の2点適時打を放った。自力優勝消滅の危機を救ったロジャースの底力だ。小野は5回2/3を投げ2失点で、プロ初勝利はまたもならなかった。

2-3の9回。代打・高山の内野安打から連続四球で、一死満塁と好機は広がった。打席には試合の終盤に圧倒的な勝負強さを誇るロジャースは、1ボールを見極め、2球目の甘く入った内角直球を振り抜き、打球は左翼線で弾んだ。
「前の打席まで悔しい思いをしていたので、取り返したいという気持ちで」
2者が生還して逆転。
「貢献できてうれしい。あともう1打席、なんとかまわしてくれたら、いい仕事できる自信があったので、いい仕事ができてよかった」

2試合連続で「3番・右翼」で先発出場の福留が、2点ビハインドの3回、同点に追いつく貴重な右越え10号2ランを放った。「サンケイスポーツ」によると、
「点を取って早く追いつくんだと思っていたので、まずは早い段階で追いつくことができてよかったです」

出番は、2-2の6回だ。先発・小野が二死一、二塁のピンチを招いた。ここでベンチは、継投を選択。岩崎が、小走りでマウンドに上がった。直球主体の組み立てで、カウント2-2からの7球目。内角低めのスライダーを振らせた。
「丁寧に、しっかりと思って投げました」
相手打線の流れを断ち切ると、続く7回も平然とマウンドに上がった。見逃し三振に斬ると、空振り三振、続いて変化球攻めでフォーク、スライダー、チェンジアップを駆使。最後は一ゴロに抑えて、仕事を完了させた。

小野が10試合目の先発で、5回2/3を2失点。自己最多の114球。わずか2球で先制を許したが、その後は立ち直った。
「ホームランを打たれた時点で、切り替えることができた。2点で止められてよかった」
初勝利には届かなかったが、逆転勝ちを呼び込む熱投だった。

 <広島3-4阪神>◇2日◇マツダスタジアム

過去の試合;
● <広島4-3阪神>◇1日◇マツダスタジアム

接戦を落とし、きょう2日にも自力優勝が消滅する危機に陥った。岩貞、4回4失点KO。1点を追う9回一死一塁から西岡が盗塁を試みた際に、空振り三振した上本が守備妨害を取られ、後味の悪い幕引きだ(記録は西岡走塁死)。

● <中日7-0阪神>◇30日◇ナゴヤドーム

散発4安打で、今季9度目の完封負け。能見が、今季ワーストの4回8安打6失点KOで6敗目。夏場に入って状態は下降線。今季初めて坂本とバッテリーを組んだが、打開できなかった。