岩田、2季ぶりの勝利!

降雨中断も、同率2位に、再浮上。2点を追う4回に、中谷が11号3ランで逆転すると、8回には大山の3号2ランなど一挙7点を奪う猛攻で突き放した。

お立ち台に上がった今季初登板の岩田は、
「最高です。(現役生活が)終わると思っていたので…。このタイミングで呼んでいただいたので自分を出せるようにとのぞんだピッチングですけど、フラフラで申し訳ない。(中継ぎがつなぎ、2年ぶりの白星に)めちゃくちゃ感謝しています」
と、ファンの声援に応えていた。また、4回にチームトップの11号の逆転3ランを放った中谷は、
「ほんと良かった。流れを変えられたんじゃないかなと思います」
と、笑顔。0-2の4回。先頭の北條はしぶとく四球を選び、大山が中前打で続いた。一死一、二塁でカウント1-0から真ん中低め、139キロを一閃。打球は美しい放物線を描き、左中間スタンドに吸い込まれた。金本監督も、
「ホームランバッターが打つような、ホームランらしいホームラン。豪快に運んでくれました」
とたたえた。

8回に貴重な追加点を生む3号2ランの大山(「3番・左翼」)は、
「完ペキでした。きょうはきのう、本当に守備で迷惑をかけてしまったので、なんとかチームの役に立ててよかった。ホッとしました」
と振り返っていた。5試合ぶり。3-2の8回一死二塁。リードしているものの、のどから手が出るほど追加点がほしい場面。124キロスライダーを振り切ると、打球は左中間スタンドへ一直線。金本監督は、
「1点(リード)ではきついんで、大山の後も、高山(走者一掃のタイムリー)もちゃんとかえしてくれて。結果的にドリスを休ませることもできたので、効果的なヒットでしたね」
昨日守りで失敗した2人が、意地をみせた。
「ふふふ…まあ、そうであってほしいですけどね」

岩田が、2年ぶりの白星。崖っぷちの男が、攻めて復活。5回3安打2失点で踏ん張り、勝ち投手の権利を持って降板。1回は暴投で先制点を献上し、毎回の5四球を与えたが、緩急を生かした投球で要所を締めた。「サンケイスポーツ」によると、
「きょう1つ勝てた。ここからがスタートなんで…」
と話した。金本監督は、
「二軍でも、気持ちを切らさずに良く調整した。次も、あるでしょうね」
5回で、スパッとかえたことについては、
「今季初登板なんで、中継ぎりリーフみんなでカバーしていこうと」

夏の長期ロードへ。

 <阪神10-3DeNA>◇27日◇甲子園

過去の試合;
● <阪神5-6DeNA>◇26日◇甲子園

3位転落。小野また勝てず。5回4失点。デビュー9戦連続先発で0勝6敗。飛球を中堅・中谷と、左翼・大山がお見合い。痛恨のプレーになった。高山には、がっかり。「1番・中堅」で、2試合ぶりにスタメン出場も、4打数無安打。2三振。

● <阪神0-1DeNA>◇25日◇甲子園

岩貞は8回3安打1失点の好投も、味方打線が沈黙し、7敗目を喫した。今季最少タイの2安打完封負け。首位広島に今季最大の10ゲーム差をつけられると同時に、DeNAには勝率で2位に並ばれた。