糸井、先発復帰は交流戦明けか?

打者9人の攻撃で、4点を先制。糸原が、3試合ぶりのスタメン、先制の2点二塁打を放った。これが決勝点となった。全体的に、調子が下降ぎみなのが、気にかかる。

非常事態だった。試合前練習に糸井の姿はなかった。前日左太ももを痛め、治療のため遅れて球場入り、移籍後57試合目で初めてスタメンを外れた。金本監督が代役・1番をまかせたのは上本。遊撃には前日までの北條に代わって、3試合ぶりに糸原を起用した。チームのピンチを、チャンスに変えた。

2回一死満塁。カウント2-2から、低め143キロ真っすぐを振り抜いた。狙い澄ました一振りだった。打球は右翼線に鋭いライナーで飛び、フェンスまで到達。2点二塁打を放った。「サンケイスポーツ」によると、
「チャンスだったので、なんとか食らいついていく気持ちで打ち返しました。先に点を取れるようにと思っていたので、しっかり結果を出すことができてよかったです」
と振り返った。その後も、上本が、三塁線を破る2点適時二塁打を放ち、この回4点を挙げて主導権を握った。
「打つべきボールを、しっかり絞っていった」
3ボールから、ストライクを取りにきた直球を逃さなかった。

「2回に4点の援護をもらえたことが、自分のなかでは大きかったです。バッター勝負で集中できましたし、ストライクゾーンへ投げることができたので、フォアボールも少なく済んだと思います」
先発の青柳は5回を投げ、4安打1失点で3勝目(2敗)。立ち上がりから制球に乱れはなく、打たせて取る投球を披露。四球も1つとリズムよく投げた。が、気を張って丁寧に投げたためか、体力を消耗。失点した5回に時折抜けたボールがあるなど、疲れが見えはじめていた。85球と、球数的には余裕があったが、金本監督は早めの決断を下した。
「本人は(6回以降も)まだまだいけたとか、ホラを吹いとったけど(笑い)。能見が、「無理無理そんなもん」って、いってたけどね(笑い)」
6回以降は、高橋、桑原、岩崎、マテオと継投。

※糸井は、福岡市内の病院で「左太もも裏の軽い筋挫傷」と診断され、今季初めて欠場した。ベンチ裏のミラールームで、代打の準備をしながら戦況を追った。代打の準備はしていたかの問いに、
「もちろん」
と、力を込めた糸井。金本監督も、
「スタンバイしてたよ。代打ではいけそう」
と、軽症だったと明かした。
「慎重にいきます」
と、先発復帰を焦らない姿勢だった。

 <日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-5阪神>◇10日◇ヤフオクドーム

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● <日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク3-0阪神>◇9日◇ヤフオクドーム

「速い球を、とらえきれない」。打線が毎回の14三振を喫して、無得点負け。岩貞は、7回6安打3失点、7奪三振。だが、勝負の分岐点で、失投が失点につながった。4敗目。糸井が途中交代。左ハムストリングス(太もも裏)の軽い筋挫傷。登録を抹消する予定はない。