福留、糸井、初アベック6号!

快勝。ベテラン・コンビ初のアベック弾で、今季最多の大観衆を沸かせると、8回には、中谷がダメ押しの6号ソロ。

完全復調。不振にあえぐ糸井に、笑顔が戻った。先制の6号3ランを含む2安打で、今季最多の4打点と大活躍。3回だ。内角スライダーを振り抜くと、打球は右翼席に着弾。思わず、ガッツポーズを繰り出した。
「浜風にちょっと戻されたので、ビクビクしながら走っていた。ああいう1本を打つために、毎日練習しているんやなと思います」

福留も続いた。さらに攻め立て二死一塁。左翼ポール直撃の6号2ラン。直球をとらえた。高く舞い上がった打球は、グングン伸びる。
「あそこは、(打球が)伸びてくれるところ。もしや、と思ったが、切れずによく届いてくれた」4番がホームランを打てば、今季6戦全勝。不敗神話は、継続中。

苦しい投球が続く。それでも投げ抜いた、98球。この日、一軍へ昇格したばかりの青柳が、6回を投げ8安打2失点(自責0)。大量援護に守られて、今季初勝利をマークした。
「毎回走者を出してしまい、三者凡退のイニングがなく、いいリズムをつくることができなかったですが、野手の方が序盤からたくさん点を取ってくれたおかげで、落ち着いて投げることができました。内容は、良くなかったです」

とりわけ、初回。制球が定まらず、2四球と、安打で満塁のピンチを背負った。しかし、次打者を空振り三振に仕留め、得点を許さなかった。
「緊張しました。なんとか0だったので、そこはよかったと思います」
と、ほっとした表情を見せた。

さてさて、糸原が、してやったりの“奇襲”作戦を成功させて、大量得点の呼び水になった。
「サンケイスポーツ」によると、
「安打が出なくて、相手のリズムを崩すことを考えていました。データは頭に入っていたので」
相手先発・クラインは2メートル1と、球界屈指の大男。事前に“足下”が弱いという情報を、頭に入れていた。3回、先頭。肩の力をすっと抜き、バットを横にしてセーフティー・バント。

慌てたクラインは、打球をファンブル(記録は失策)。この間に一塁を駆け抜けると、さらに続く岡崎の打席では、1球目のけん制悪送球で二進。カッカきているところを、糸井、福留がアベック弾。小技で崩して、この回一挙5点を奪い、その後も1安打2四球で、全4打席出塁を果たし、3得点で存在感をアピール。
「彼の判断です。ナイス・アイデアですね。アウトになっても、いい判断です」
と、金本監督は絶賛。

※ 鼻骨を骨折した鳥谷が負傷後、初めてフェースガードを外して試合に出場した。練習から外しており、
「見え方はもともと(つけていても)悪くない。(つけなくても)問題ないので外しました」
6回一死二、三塁から代打で出場し、フルカウントから四球を選んで好機を広げた。

 <阪神9-2DeNA>◇27日◇甲子園

過去の試合;
● <阪神2-5DeNA>◇26日◇甲子園

藤浪は6回、著しく制球を乱し、5回1/3で6安打4四球3失点で、3敗目。27日、出場選手登録を抹消された。今季は4月のインフルエンザ発症による登録抹消以来、2度目の降格となった。隼太、満塁で飛球の目測誤り3点二塁打に(高山が足の故障で、ベンチスタート)。