快勝で3連勝を飾った。投打で、中日を圧倒。先発・秋山は、9回1失点で、チーム初完投。3勝目をマークした。首位の座を、がっちりキープ。

8回を投げ終えてベンチに戻ると、金本監督から、
「いきたいか?」
と問われた。もちろん、続投を志願。
「そういう選択をしてくれてうれしかった」
と、力投した秋山。
「立ち上がりからちょっと苦しかったんですけど、5回に点を取っていただいて、これは完投してやるぞ、という気持ちが芽生えました」
9回6安打1失点の好投は、新人時代の2010年9月12日・ヤクルト戦(甲子園)以来7年ぶり、2度目の完投勝利だった。初回から、直球主体の強気な投球。自己最多の12奪三振、130球の熱投だった。

今季は、「6番目の男」としてローテ入りしたが、この安定感は、もはやエース格。金本監督は、
「いつも通り、秋山らしく低めに集めていた」
と、称賛。チーム初完投には、
「ちょっと遅いですね」
と笑いながら、
「やっとというか、先発の6番手に入ったピッチャーが完投してうれしい」

四球と、敵失からつくった1回二死二、三塁、中谷が真ん中に入ったフォークをレフトスタンドへ運んだ。先制の5号3ランを放ち、
「打った瞬間感触も良かったですし、何より先制することができて、良かったです」
と振り返った。。2ボール1ストライクから、4球目。フルスイングした打球は、左翼ポールのわずか左に消える特大ファール。打ち直しとなった、その5球目。真ん中に入った134キロのフォークを、フルスイングした。原口、高山と、定位置を争うライバルも強力だ。好調の今こそ、レギュラーを奪う絶好のチャンスだ。

糸原が、満塁走者一掃のタイムリー二塁打。5回裏ウラ二死満塁で6球目をとらえた。打球は左翼線ではずみ、3人がかえる適時二塁打となった。
「点を取られた直後に、チャンスで打席が回って来たので、なんとか追加点をという気持ちで打席に入りました」
と、大きな一打を振り返った。糸井の5号2ランも飛び出した。
6回ウラ、2番・大和が四球で出塁し、二死一塁。外寄り132キロの直球を、ライトスタンドに運んだ。
「はっきり言います。追加点が入ってよかったです! 以上!」
と、爽快にコメントした。、甲子園はお祭り騒ぎに。

 <阪神8-1中日>◇16日◇甲子園