頼れる4番・福留、大暴れ!

中盤以降、しぶとい攻撃で打ち勝った。苦手な山中対策として好調な上本、今季初スタメンとなった捕手の岡崎以外は、左打者7人をズラリと並べた打線が意地を見せた。

4番・福留が、9回に適時二塁打を放つなど4安打の固め打ち。「サンケイスポーツ」によると、
「取りあえず勝てて、ほっとしています」
と、勝利を喜んだ。プロ19度目、今季2度目の4安打には、
「固め打ちじゃなく、1日1本出ればいいんですけど、ぜいたくはいえません」
と話した。

岩貞が、不安定ながらも6回1失点。初回に、いきなり押し出し四球を出すイヤな展開。それでも尻上がりにリズムを取り戻し、6回を投げ切った。106球を投げ、被安打5、5奪三振、2与四死球。
「良く言えば粘れたと言えるかもしれませんが、悪く言えばなんとかゲームをつくれたというレベルの投球でした。チームに流れを呼び込めるような、力で押したり、変化球でかわしたりするようなメリハリのある投球がしたかったのですができませんでした。また、立ち上がりにランナーを出してしまい、球数が多くなってしまったことも反省です」
と振り返った。雨天中止などの影響で、18日中日戦以来となる中14日での先発マウンド。しっかりと役目を果たした。

1点を追う6回、先頭の「一番」・荒木が左前打を放った。これをバレンティンがファンブル、その隙をついて二塁を陥れた。つづく上本は投前へ送りバントを敢行し、山中の野選を誘い無死一、三塁と好機を広げた。

ここで、糸井が一塁適時内野安打を放ち同点。荒木の足と、好判断で、もぎ取った1点だった。なおもニ死一、二塁から、鳥谷の中前適時打で勝ち越した。鳥谷の適時打は、15試合ぶり。
「抜けてくれてよかったです。ラッキーでした」
と、笑顔をみせた。

8回には野選と、代打・中谷の左前2点適時打で3点を加えた。が、マテオの自らのお手玉(失策)ありの3失点と、大炎上で1点差に迫られたが、9回には福留がこの日4安打目となる適時二塁打、
「昨日はチャンスで僕自身打ててなかったので、その前に江越のミス(スリーバント失敗)があったんですけど、取り返してやろうと思って、それだけで打席に入りました」
つづいて、代打・北條の適時打、糸原の2点適時打でリードを広げた。9回は、30日の中日戦を右肩の張りで登板回避したドリスが、無失点に抑えた。

勝ち試合でも、ミスのオンパレード。押し出し、パスボール、痛いとこでの死球、スクイズを含むバントの失敗に、お手玉。まことに、お粗末でした。

 <ヤクルト4-8阪神>◇3日◇神宮

過去の試合;
● <ヤクルト4-1阪神>◇2日◇神宮

高山、先頭弾。4戦ぶりスタメン復帰に即答1号だが、守備では痛恨のポロリ。秋山、7回途中を8安打2失点と粘りの投球も、“拙守”に足引っ張られ、不運にも2失点。