4番・福留が、速攻2号本塁打をふくむ4安打3打点の活躍で、打線をけん引すると、投げてはメッセンジャーが8回を5安打1失点、10奪三振で無傷の3連勝。

カード初戦白星に、
「名古屋でいやな負け方をしたんで、気持ち切り替えて、ジャイアンツ相手に選手は本当によくやってくれました」
と、金本監督は、今後の戦いに手応えをつかんだ。8度目の正直、難敵マイコ攻略。

メッセ、好投。連敗を2で止めた。
「今までの3試合と比べて、一番良かった。真っすぐ中心に全部の球を低く集められた。梅野のリードにも助けられて、いいピッチングができた」
と、笑顔で振り返った。3回に鳥谷の失策が絡んで1点を失ったものの、崩れることなく130球を投げた8回で、マウンドを譲った。「サンケイスポーツ」によると、
「やっぱりあの状況で1点で抑えられたのは大きいかった。(鳥谷の失策は)もちろんその瞬間には『チクショウ!』と思うけど、でも、それが野球。引きずっていられないから、切り替えることが大事だと思う」
制球が安定し、緩いカーブを効果的に使いながら、一度も先頭打者を出塁させずにリズムをつくった。ニ桁奪三振を20度記録した外国人投手はプロ野球史上初めて。9回はドリスが締めて、リーグ・トップの8セーブ目。

「昨日、一昨日と『俺が打ってれば…』という場面が多々あって、チームに迷惑をかけていたから、何とかしようと…」
初回、福留の速攻2号3ランで先制。また4安打と、大暴れ。高山、糸井のヒットで迎えた一死一、二塁の場面。カウント1-2から、高めに浮いたカーブを右翼席に突き刺した。
「前のバッターがチャンスをつくってくれたので、とにかく先制できるようにと、打席に入りました。たまたま最高の形である、ホームランになりました」ベテラン4番打者に対する、休養という配慮のたまものか…。それと、その4安打すべて、変化球を狙ったものだ。

 <巨人1-4阪神>◇21日◇東京ドーム

過去の試合;
● <中日5-2阪神>◇20日◇ナゴヤドーム

連夜の「守乱」に泣いた。後味、悪し。前夜のエラーによるサヨナラ負けを引きずったのか、勝負どころで守備が乱れた。1-1同点の7回、セカンド上本がゴロアウトを2つ捕り損ねたのが響き、逆転負け。

だけど、おかしな投手起用や、個人的にミスしたプレーの選手自身を責めるよりも、ベンチ側にも使っている上での責任感を背負ってもらいたいものだ。

青柳変身も、プロ初中4日で好投も2敗目。高山、代打で意地のタイムリー。今季初のスタメン落ち。金本監督は、
「今、状態もよくないし。中谷の方が期待できたという判断だから」

● <中日4-3阪神>◇19日◇ナゴヤドーム

鳥谷、痛恨ファンブルで、サヨナラ・タイムリーエラー。今季2度目のサヨナラ負け。1767試合連続出場として、金本監督の1766試合連続出場を上回り、日本プロ野球歴代単独2位となったものの、喜べないゾ。メモリアルデーも悔しいかな、自らの手で台無しにしてしまった。

秋山は、6回を投げて7安打2失点。粘投を続けたが無念の83球、スタミナ不足で降板。遼馬が、全然ダメ。

○ <中日1-3阪神>◇18日◇ナゴヤドーム

「ようやく勝ててホっとしているし、ふがいない投球を繰り返していたんで、1つ勝てたんで、またここからスタートしていきたいと思います」
岩貞、お待たせ1勝。初回、中谷の美技に救われ、3度目の正直。最速146キロの直球を軸に強気の投球が要所で光り、7回2/3を1失点。8安打されたが、岩貞は最後まで逃げなかった。

1-1の8回、初スタメン・中谷の右犠飛、4戦ぶりに先発復帰した北條の適時三塁打で勝ち越しに成功した。

24歳の誕生日を迎えた高山は、2安打で今季5度目のマルチ安打を記録。球場の虎党からハッピーバースデーの歌で祝福された。試合後、
「勝てたのでよかった」