糸井、3安打デビュー!

乱打戦制す、開幕勝利! 苦しかった展開に、金本監督に思わず本音がこぼれた。
「ドキドキ、ハラハラといいますか、疲れました」
16安打10得点、開幕白星を挙げた。上位5人、1番・高山、3番・糸井、4番・福留、そして5番・原口が猛打賞。簡単にバントをしない高山、上本の1、2番コンビでダイヤモンドをかき回した。

「1戦1戦、死ぬ気で戦うだけだと思っています」
糸井が、開幕戦から猛打賞。適時打2本を放ち、天敵・ジョンソンKOに大きく貢献。2-1で迎えた3回無死一、二塁。ジョンソンの高めに浮いたカットボールをとらえ、左中間真っ二つの2点適時二塁打を放った。4回一死二塁では、内角のツーシームに詰まりながらも、一塁線を破る適時打。見事な打撃で、チームに流れを呼び込んだ。「サンケイスポーツ」によると、
「すごい投手なので、若いカウントからいこうと思っていました。上本の進塁打とか、そういうところはすごく自分も助かりました」
7回一死一塁では、左前打。
「もうやっぱり、いろんな意味で大事な試合で、活躍できてよかったです」

先発・メッセンジャーは100球を超えた6回、守りのミスもあって広島打線につかまり降板も、援護に助けられ幸先よく1勝目を挙げた。通算200試合登板を白星で飾った。
「開幕戦という特別な緊張感のあるなかだったけど、試合をつくる投球ができたことはよかったね」
6回から継投策。2番手・桑原が1点を失い、8回からの4番手・マテオも失点し、8-6と2点差に迫られた。それでも、9回に福留が右中間席にダメ押し2ランを放ち、広島に引導を渡した。
「向こうに流れが行く展開だった。いい形で打てた。チームが勝っているので、いいものだよね。いい形でとらえることができたし、自分らしくスイングできて良かった」
と振り返った。

勝てばいいってもんじゃない、3失策。
「きょうは雑っていうことは書かないでね(笑)。大目にみているっていってんだから。仕方ない」
金本監督はかばったが、乱戦になってしまったきっかけは6回だった。8-1。ゴロを遊撃・北條が一塁悪送球。3連打で2点を返され、さらに一死一、三塁でゴロを一塁・原口がファンブル。さらに3点差まで迫られた8回二死一、二塁では、マテオが何と一塁へ悪送球…。積極的な失敗はよし!?

<広島6-10阪神>◇3月31日◇マツダスタジアム