「やっぱり優勝したい」と、高山!

高山が、セ・リーグの最優秀新人賞を受賞した。
「新人王というのは一生に1度しかもらえないので、そういう賞にもらえてすごくうれしいと思います。家族をはじめ、僕の野球人生携わってくれた指導者、応援してくれた皆さんに感謝したいと思います」
と、高山は会見で、喜びを表した。プロ1年目の今季は134試合に出場し、打率・275、8本塁打、65打点の成績だった。球団新人安打記録を塗り替える136安打をマーク。長嶋茂雄氏に次ぐ新人歴代2位となるシーズン13回の猛打賞をも記録した。

「NPB AWARDS 2016 supported by リポビタンD」の表彰式が28日、都内のホテルでおこなわれ、投票総数271票中、全体の8割近い220票を集めての受賞となった。阪神選手の新人王は、07年上園以来9年ぶり8人目。外野手では01年赤星以来、15年ぶりとなった。

「去年この日に四藤社長とあいさつしたのを、ここに来た道で思い出しました。1年はすごく早かったです」
思い返せば、昨年の表彰式当日、同じホテルで阪神と仮契約を結んだ。当時は右手有鉤(ゆうこう)骨の手術明け。
「本当に1年間野球ができるのか」
という不安でいっぱいだった。「サンケイスポーツ」によると、
「超変革という年に入団させてもらって、金本監督に試合に使ってもらったことが一番かなと思います」
と、新人王獲得の要因を聞かれると、まずは指揮官へ感謝。印象に残っている試合は、
「開幕戦の1打席目にレフト前ヒットを打ったんですけど、その打席が一番記憶に残っています」
と話した。表彰式では、
「1年間、やり続ける体力がなかったので、波が激しくて大変なシーズンでした」
と振り返り、甲子園でのファンには、
「打ってる時は温かい声も多かったですけど、打てない時はきつい声もかけてもらった。来年からは、温かい声援を多くもらえるように頑張りたい」
と語った。来季への抱負は、と聞かれ、
「また、来年も、外野手の競争がすごく激しいと思うので、そういう競争に勝ち抜いて、1年間試合に出続けられるように、全試合スタメンで出られるように、そこを目標にしたいと思います」
そればかりか、高山は、きっぱりと告げた。個人タイトルより、チームの勝利が最優先。信念は、揺るがない。日本一への思いは、強くなるばかりだ。

また、移籍の糸井も初の盗塁王と、5度目のベストナインを受賞し、
「ここに立つのが一つの目標だったので、良かった。(来年も)来たい思いがある。ハッピーやからね」
と、糸井は笑顔を見せた。来季は阪神の一員として舞台がセ・リーグに移る。両リーグでの盗塁王獲得は、
「簡単なものじゃない」
としながらも、
「次の塁をどんどん狙っていくのが、チームにとっても大事」
と、意欲的。つづいて、「第45回 三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席し、2014年以来、2年ぶり7度目の受賞。
「毎年目標にしているので。(受賞回数)2ケタいきます!」
と、さらなる意欲を燃やした。