秋山、4年ぶり勝った!

「長かった。勝てて良かった」
秋山の好投、リリーフ陣の踏ん張りでしのいだ勝利だった。秋山が、5回2/3を3安打1失点の好投。4年ぶりの勝利を挙げた。12年6月30日ヤクルト戦以来、実に1539日ぶりの白星を手にした。久々のお立ち台で、素直な心情がこぼれた。「サンケイスポーツ」によると、
「恥ずかしいんですけど、勝てて良かったです。久しぶりというのもあって、本当に気持ち良かったです」
当時二軍担当だった香田投手コーチの教えで、同じ直球系のシュートも習得したことで投球の幅は広がった。この日は、こだわり続け、磨き上げた直球がうなりを上げた。1点差の4回無死一塁。筒香を2ボール2ストライクと追い込み、5球目に選択したのは内角直球だった。意思を込めた144キロに、球界屈指の長距離砲は手が出なかった。
「強打者に真っすぐで勝負できたというのは、自信にしてもいいのかな。そこを求めていきたい」
死球を恐れず、打者の胸元をおそう新球を鳴尾浜のブルペンで投げ込むうちに、スタイルも直球主体の強気の投球に変貌した。

5人のリレーで、最少リードを逃げ切った。1点差ゲームの勝利は8月10日・広島戦(マツダ)以来、37日ぶり。救援陣が一丸となって、先発・秋山の4年ぶり白星を守った。

2番手で送り込まれた3連投の高橋、松田、サターホワイト、9回はマテオが三者凡退でしりぞけた。甲子園での連敗を、5で止めた。

「この状況のなかで、これだけたくさんの方が応援に来てくれているので、少しでも勝つ、いいプレーをみせると思ってやりました」
1点を先制された直後の1回だ。二死二塁でストライクを取りに来た真ん中スライダーを完ぺきに打ち返した。3ボールからの4球目を、フルスイング。3試合ぶりの逆転11号2ランで、1回1失点の秋山を救った。

<阪神2-1DeNA>◇16日◇甲子園

過去の試合;
● <阪神6-8DeNA>◇15日◇甲子園(競り負け。中日と同率の最下位に転落。メッセ、7回途中10安打7失点で降板。3エラーが失点につながり、自滅)

● <阪神4-6広島>◇14日◇甲子園(逆転負け。藤浪が自己最速、プロ野球史上6人目となる球速160キロを記録するも、7回途中3失点でまた勝てず。3番手・サターホワイト、4番手・遼馬誤算。2位の可能性、完全消滅)