圧巻の投球、岩貞!

岩貞、投打にわたる活躍。ヤクルト打線を散発4安打に抑えて、今季2度目の完封勝利。自己最多130球。鳥谷が決勝打、7号ソロを放ち、最下位転落の危機を救った。

「サンケイスポーツ」によると、
「若いバッテリーが組んだ試合で、若手がつくったチャンスをトリ、孝介らベテランがかえす。こういう野球をずっとしたかった」
と、金本監督は胸を張った。若手の奮闘と中堅、ベテランの力の融合。体現した「超変革」の中心は、核として名前を挙げ続けてきた鳥谷だ。『2番・鳥谷』が、ハマった。

「細かいことは考えていなかったけど、とにかくチームが勝てるようにと思っていた」
と、自身の活躍よりも、1週間ぶりとなるチームの勝利を素直に喜んだ。

1点リードの5回一死。カウント1-2からの4球目、内角低めのスライダーをとらえた打球は、低い弾道で右翼席に突き刺さった。先制点も、鳥谷のバットから生まれた。3回一死一、三塁から外角へのスライダーにうまく対応して右前に運んだ。
「チャンスでまわってきたので、何とかしたいと思っていた」
と振り返る1本で節目の今季100安打に到達。藤田平、和田豊に続き、球団史上3人目となる12年連続100安打をマークした。

「チームも連敗していましたし、打たれる時は『全部力を使い果たして』というふうに思っていたので、1球1球全力でいきました」
と、岩貞。9回4安打無失点、8奪三振。今季7勝目。最速147キロの直球を投げきり、燕打戦を力でねじ伏せた。打っては、プロ初打点となる貴重な3点目のタイムリーを放ち、
「たまたまです。何回もチャンスでまわってきて打ててなかったので、きょうは飛んだところがよかったです」
と、謙そん。

<ヤクルト0-5阪神>◇11日◇神宮

過去の試合;
● <ヤクルト9-1阪神>◇10日◇神宮(4連敗でm借金は今季最多18。3失策など攻守に精彩を欠く。能見、6回6安打4失点。中継ぎに挑戦した岩田が、4失点)

● <阪神1-3巨人>◇8日◇甲子園(球児、痛恨逆転3ラン被弾。青柳、無念過ぎる。7度目の同一カード3連敗で、借金は最多17)

● <阪神2-3巨人>◇7日◇甲子園(シーズン負け越しが決まった。球団ワーストを更新する甲子園巨人戦9戦勝ち無し)

● <阪神2-4巨人>◇6日◇甲子園(藤浪が5回3失点で、リーグワーストの11敗目。上本、柴田が痛恨の「E」、ミスだらけ。借金はワーストタイの「15」)