高山が、プロ初の5号満塁本塁打を放った。3タテの要因は、やはり打線。そして、打ち勝った。それも、高山がすべての牽引者。夏のロードを勝ち越して、さあ本拠地甲子園へ。

「前の打席ではチャンスでまわってきたのにランナーをかえせなかったので、この打席ではなんとかしたいと思って打ちにいきました。気持ちでいきました」
4回二死満塁で打席に入ると、その初球、外角チェンジアップを強振。右中間スタンド中段に着弾する特大弾となった。「サンケイスポーツ」によると、
「打った瞬間、行ったかなと思ったので良かった。こういう大事な試合で打てた1本なので、すごくうれしいです」

5-0で迎えた6回、またも高山のバットから追加点が生まれた。先頭のメッセが来日初となる3安打目の左中間二塁打を放ち、上本と、北條は連続四球。無死満塁となり、高山が右翼線を破る2点タイムリー・ツー・ベースを放った。さらに福留が2点適時打でつなぎ、この回一挙4点。

「狙ったところにいかなかったフォークは、1球くらい。カーブも良かったね」
と、納得顔。6回6安打、1失点。11勝目を飾った。
先発のメッセが、好投。最速154キロの直球で抑え込み、5回まで無失点。6回、適時打を打たれたが、要所で変化球を制球よく投げ込み、最少失点で粘った。打撃でも来日初の猛打賞と大暴れし、流れを一気に呼び込んだ。
「高校のときに、あったかな。もう、こんなことはないだろう」
と、照れ笑い。長男・ローム君の5歳のバースデーでもあり
「ウイニング・ボールは、いいプレゼントになる」

2回、北條の一打で先制した。二死から今成が二塁内野安打で出塁すると、続くメッセも右前打でつないだ。上本も四球を選び、満塁の好機。真ん中低め139キロをはじき返し、三遊間を破る先制の適時打となった。
「上本さんが四球を選んで満塁になったので、カウントを取りにくると思って初球から狙っていきました。いい感じで、軸で回って打ち返すことができました」と、コメントした。

<DeNA3-9阪神>◇25日◇横浜