明大コンビ・高山、坂本が、躍動!

高山、2試合連続の猛打賞。決勝打を含む二塁打3本を放ち、今季12度目の猛打賞。球団の新人最多記録を更新した。プロ初本塁打を放った坂本との「明大コンビ」で、勝ち取った勝利。3位に1・5差に近づいた。

殊勲の男は、もちろん高山。右翼フェンス直撃の先制二塁打から、チームは流れを一気につかんだ。「サンケイスポーツ」によると、
「内角の速い球にしっかり反応できて、うまく回転で打ち返すことができました。自分でもビックリしたのですが、いいところに飛んでくれました」
3回一死二塁。2球で追い込まれたが、内角高めの直球に、腕をたたんだ。プロ入り後、再三苦しんできたコース。金本監督から、
「左腰で、グイッと押し込んでいく」
と、伝授された打法で対応。鋭く体を回転させ、先制点をたたき出した。

初回二死は外角球を鋭く振り抜き、左翼フェンス直撃の二塁打。さらに6回一死は、前日に三振を喫した投手から右翼線へ、この日3本目となる二塁打。12度目の猛打賞で、1998年の坪井を抜いて新記録を樹立した。

勝ち気な藤浪が帰ってきた。序盤は、危うかった。援護をもらってからは、110キロ台のカーブで、たくみに緩急をつけ、尻上がりに調子上げた。7回130球を投げ7安打1失点で、6勝目を挙げた。今季4度目の、2桁10奪三振。

「あまり逃げるのもどうかなと思ったので。ああいうところで筒香さんだったので、力勝負した方がいいかなと感じた」
5-1の5回二死二、三塁で、セ界の大砲を迎えた。藤浪は、冷静に燃えた。カウント2-1からの100球目は、この日最速155キロ。バックネットへのファウルで追い込み、101球目も155キロ。バットが空を切り、勝負が決まった。思わず雄叫びを上げていた。

初バッテリーを組んだルーキー坂本にも、頭を下げる。初回に二盗を阻止してもらい、
「相手に流れがいきそうなところで、刺してもらって助かりました」
と、感謝。3回には、けん制で3年ぶりに走者を刺し、
「引っかかってくれた。けん制はうまい方ではないけど、ラッキーでした」
と、課題の盗塁対策に、メドがついた。

「きょうは、できることをしっかりとできたと思う。走ってくることも考えていましたけど、その場その場で、準備をしっかりしようと思っていた」
打って、刺して、守った。藤浪との初コンビで、持ち味全開。プロ初アーチに、初の盗塁阻止。扇の要を託された坂本が、影のヒーローだ。

まずは、肩で魅せた。1回先頭に中前打を許し、続く2球目。二盗を狙った一走を、完ぺきなストライク送球で刺した。6度目の機会で初の盗塁阻止を決めると、次はバット。2-0の4回。先頭で、初球のスライダーを振り抜いた。
「いい感じで打てたので、いってほしいなと思っていた」
白球は願い通り、左翼席へ。プロ13試合23打席目で初アーチを架けると、ふたたび守備で藤浪を支えた。

<DeNA1-5阪神>◇24日◇横浜