延長戦を制し、連敗を4で止めた。北條が延長10回に2点二塁打を放ち、G倒を決めた。福留が、好守連発でサヨナラ負けの危機を救った直後、バットで気を吐いた。4位に浮上。

「なんとか、2アウトだったんで、ここで決めるという気持ちでした。(福留の美技連発は)いや、もうすごいの一言ですね。僕も見習って、ああいうプレーをしていきたいと思います」
と話した。その10回二死一、二塁から、外角に逃げるシュートをバットの先に乗せ、右中間へ運んだ。

福留が救った。美技連発で、サヨナラ阻止。9回ウラ、一死二塁の危機で、サヨナラ…、最悪の結末がよぎった瞬間、スタート良く前進してきた右翼・福留が、正面の難しいライナーをダイビングキャッチでつかみ取った。「サンケイスポーツ」によると、
「前に守っていたから。頭の上を越えたら、ごめんなさいという感じで」
簡単な打球ではない。だが経験に基づく確信が、勇気ある一歩を切らせた。またもや場面は二死一、二塁と変わり、右翼ファウルゾーンへ飛球を打ち上げと、福留は猛然と打球を追い、そのまま勢いよく上半身がエキサイトシートへと突っ込んだ。だが数秒の後、掲げたグラブには、しっかりと白球が収まっていた。
「投手が頑張っているのに、チャンスで打てずに苦しい思いをさせた。その分、何とか守ってと思っていた」

上本、「1番・セカンド」でスタメン出場。三塁ベースをまわると思わず吠えた。昇格即、“一発回答”。0-1の8回二死だ。高めに浮いた123キロスライダーを、ジャストミート。約1年ぶりの今季1号は、千金の同点弾となった。
「自分が出塁して、何とかチャンスをつくろうと。長打を狙った? いいえ。しっかり投手が投げた球に対応しようと思っていただけです」

中11日で先発した岩貞は102球を投げ、7回3安打1失点。7回二死で、先制ソロを浴びて白星こそ逃したが、十分に試合をつくった。
「しっかり腕を振って投げることができましたが、ホームランを打たれた1球は悔やまれます」
サターホワイトも粘り、高橋とつなぎ、 ヒヤヒヤものの遼馬が、今季初勝利。マテオが、4試合連続の無失点。15セーブ目。

<巨人1-4阪神>◇21日◇東京ドーム

過去の試合;
● <巨人3-0阪神>◇20日◇東京ドーム(鳥谷だけでなくゴメスも外し、バッテリーを含み、青柳-坂本のバッテリーに、高山の新人3人をスタメン。散発3安打で9度目の完封負け。青柳、6回途中3安打も8四死球)

● <巨人6-3阪神>◇19日◇東京ドーム(メッセ、5回8安打5失点で8敗目。G戦4連敗。広島と巨人、2チームに借金が17)

● <阪神2-7広島>◇17日◇京セラドーム大阪(藤浪、走られ過ぎて、6回8安打4失点で降板、今季9敗目)

● <阪神0-5広島>◇16日◇京セラドーム大阪(能見、5回降板。今季10敗目。打線は沈黙。またもジョンソンに抑えられ、昨季から6連敗)