4連勝って、あったっけ?

大技、小技で4回に逆転した。金本監督が、連日の猛打快勝を喜んだ。
「波に乗ってきた。原口と、ゴメスの活躍が大きいですね。原口は、育成にいたのが信じられないぐらい活躍してくれています。ゴメスは、2日前にもいいところでホームランを打ってくれた。メンタル的なものというか気持ちも吹っ切れて、テンションも上がっている」
と、2人で6安打8打点を挙げた5、6番コンビをたたえた。

青柳、甲子園初勝利。しかし、9-1とリードを広げてもらった直後の6回に3連続四球を与えて降板。悔しさのあまり、充血させた両目からは涙。ベンチに戻ると、タオルで拭っていた。「サンケイスポーツ」によると、
「ストライクを入れないといけなかったが、逆に空回りしてしまった」
4回二死までパーフェクトに抑える上々の立ち上がりだっただけに、突然の乱調を反省。5回の味方の攻撃が長く、グラウンド整備を挟んだこともあってリズムに狂いが生じたようだが、
「後ろの投手に迷惑をかけた。失敗を次に持っていかないよう、改善していきたい」
と、修正点を挙げた。

さて、その4回だ。福留の三塁打で一死三塁から、原口が中前へきっちりと運ぶ同点適時打。初球141キロ直球をとらえ、2試合連続となる打点をマークした。
「福留さんの激走があったので、福留さんをゆっくり返したいと思っていた」
と、コメントした。「5番・捕手」にスタメン復帰してから、チーム初の4連勝。続くゴメスは、左翼席へ16号2ランで勝ち越し。追い込まれながらも高めの速球を仕留め、
「自分らしいスイングができたかな」
と振り返った。ようやくお目覚め? これで、4試合連続の複数安打。5回にもバックスクリーンへ豪快な17号2ランを放ち、来日3年目で、初の1試合2本塁打をマークし、
「本当にうれしい。チームの勝利に貢献できるバッティングができた」
と喜んだ。さらに良太が左翼線二塁打。暴投で1死三塁となると、北條が投手へのスクイズを決め、この回4点を取った。スクイズで得点するのは、2014年9月以来で、金本監督が指揮を執って96試合目で初めて。北條は、
「フォークボールだと思います。サイン通りに決められたのはよかったです。そういう選手になっていかないといけないですし」
と、ホッとしていた。

<阪神10-5ヤクルト>◇28日◇甲子園