メッセ、132球の熱投。連敗止めた!

完封リレー、連敗を5で止めた。先発・メッセ6勝目、ドリスが来日初セーブ。借金を3に減らし、交流戦最下位も脱出。金本知憲監督は、
「連敗は、年に何回かするものでしょ? 正直、内心焦るところもあったけどね。本来はあってはいけないけど、それが今、来ただけ」
そうこれからの試合、監督以下、首脳陣たちのいはば「腕」の見せ所でもある。

久しぶりに投打の歯車が、ガッチリかみ合った。3回一死から岡崎が右前打を放つと、1番・鳥谷が四球で一、二塁。続く、7試合ぶりのスタメン・大和が、高めの直球、144キロの真っすぐを、強引に引っ張った。打球は、左翼線を鋭く破っていった。2点を先制。久しぶりのスタメンで金本監督の起用に応えた大和は、
「やっとスタメンで出られたので、結果を出そうとして打席に入りました。いい結果が出てよかった」
6回の守備ではセンターに抜けるか、というゴロを、猛然とチャージし捕球すると、そのままランニングスロー。華麗な守備で阻止。大和は、
「セカンド寄りに守っていたので、よかったです」

メッセが7回4安打無失点、8奪三振。150キロ超の直球を軸にフォーク、スローカーブなど変化球も駆使して日本ハム打線を抑えた。「サンケイスポーツ」によると、
「相手が粘ってくるのは分かっていた。自分の投球をしていたらアウトを取れると信じていた」
辛抱強かった。打者のべ26人のうち16人に5球以上粘られた。8球を費やした打席も5度あったが、緩急も交えながら耐えた。ファウルを続けられてもカウントを必死で整えて2四球にとどめ、アウトを重ねた。日本国内では他球場より硬いとされる札幌ドームのマウンドが味方した。13年6月13日以来、4度目の登板だったが、
「前に投げた時もいい感じで投げられた。アメリカのマウンドに近い感じがするので、自分としてはよく合う」

2回のウラ、岡崎の頭脳プレーで、失点を防いだ。連打で無死、一、二塁のピンチ。ここでセーフティー気味の送りバントが、小フライ。あえてワンバンで捕球し、三塁ホースアウト、二塁ホースアウトの併殺。さらには直後の3回、先制にからむ、しぶといライト前のヒットを放った。

また、相手の選手が、ハーフスイングした時、必死でスイングをアピール。メッセも、そんな岡崎を見ていて、さぞかし頼りがいのあるヤツと写ったことだろう。

<日本生命セパ交流戦:日本ハム0-3阪神>◇11日◇札幌ドーム

過去の試合;
● <日本生命セパ交流戦:日本ハム5-4阪神>◇10日◇札幌ドーム(勝てる日は来るのか? 悪夢のサヨナラ負けで、連敗5。
「一瞬つってしまったけど、全然大丈夫です」
と、岩貞、7回途中で緊急降板。高山、意地の逆転打。この日は、先制の適時三塁打を放つなど、3安打をマーク。それも、初体験の札幌ドームで単打、二塁打、三塁打とぜいたくなヒットショーを披露。藤浪、原口は打撲でひと安心)

 8回の逆転打を評価したのは金本知憲監督(48)だ。サヨナラ敗戦直後に「セットアッパーから逆転したのは今季初めてじゃない? ズルズル負けるパターンだったけど、反発力があるチームになっていくために自信をつけてほしい。勝ちパターンから逆転したわけだから。今後、セットアッパーが来ても期待できる。前向きにとらえたい」と話した。

● <日本生命セパ交流戦:ロッテ7-2阪神>◇9日◇QVCマリン(藤浪、緊急降板。4回無死一塁から打球が右手の親指付近に直撃。治療のためベンチに下がり、そのまま降板した。ついに、今季最多4連敗で借金3)

● <日本生命セパ交流戦:ロッテ8-3阪神>◇8日◇QVCマリン(今季ワーストとなる借金2。青柳、返り討ち。コントロールに苦しみ、4回2/3、6安打6失点。プロ初黒星。横田が、4月14日以来の打点を挙げた。2回、しぶとく一、二塁間を破った。今日9日は21歳の誕生日)

● <日本生命セパ交流戦:ロッテ2-1阪神>◇7日◇QVCマリン(また同じ失敗。バントできない虎に、金本監督怒気。10安打も1得点の拙攻で、連敗。借金1。能見が、今季の交流戦初勝利を逃した。6回を投げ8安打2失点。原口が、虎捕手では1975年4月の田淵幸一氏以来41年ぶりとなる5月の月間MVPを受賞)

● <日本生命セパ交流戦:阪神2-3西武>◇5日◇甲子園園(延長12回、7番手で登板した島本が、決勝点を許した。負け投手は、安藤。4敗3分けと、今季7度目の延長戦も勝てなかった。敗因は、高山のエラーと、バント失敗がすべて。「二度とやるな! 」と、金本監督、叱責。先発・岩崎は、6回2失点で降板した。榎田、ドリス、藤川、高橋、安藤、島本、守屋とつないだ)