岩貞が、プロ初登板の巨人戦で初完投初完封。それも、東京ドームで、スミ1完封勝利とは、お見事。初回に相手失策でもらった1点を、守りきった。
「初回に1点を取ってもらって、この1点を守り抜けば勝てると、自分に言い聞かせて投げました」
と振り返った。126球を投げきって、3安打4四球の好投。連敗を2で止め、勝率を5割に戻して3位に浮上。

ヒーロー・インタビューで、岩貞は、
「ありがとうございます」
と、あいさつすると、スタンドに一礼。
「気持ちいい」
と、笑顔を見せ、
「自分でも9回というのを考えないでいこうと思ったんですけど、ボールに表れていましたね」
と、意識していたことを明かした。8回投球後、ベンチでコーチ陣と話した際に、
「続投したいなと思っていて、コーチも続投だと言ったので、最後まで投げきるつもりでいました」
と、舞台裏を明かすと、スタンドの虎党からは大きな歓声が沸き起こった。伝統の一戦でのプロ初完投初完封に、
「鳥肌が立ちました」
金本監督は、「サンケイスポーツ」によると、
「最後の最後までこわかったんですけどね。まぁ、すばらしいピッチングで、参りました」
とたたえると、1点差での続投に、
「岩貞と、心中です。打たれても、悔いはない」
ときっぱり。
「菅野に投げ勝ったことを、自信にしてほしい」
と、期待した。

一死から板山が四球を選び、福留の左前打で一、二塁。ゴメスの遊撃内野安打と、遊撃手の三塁悪送球で、この試合唯一の得点が転がり込んだ。菅野とは、今季3度目の対戦。過去2試合は計17回で1点と抑えられ、この日も2回以降は無得点だった。ゴメスは、
「菅野は、いい投手。どんな形でも塁に出られれば、チームの勝利につながる」
と喜んだ。

<巨人0-1阪神>◇27日◇東京ドーム

過去の試合;
● <ヤクルト6-5阪神>◇26日◇神宮(連夜のサヨナラ負け。またしても、マテオ。5試合連続失点。藤浪、マテオ、ともにふがいなし。藤浪、復調の兆しすら見えない。借金1となり、4位に転落。藤浪、6試合白星なし。7回11安打5失点。福留、左越えに3号ソロを放ち、日米通算1000打点を達成)

● <ヤクルト9-8阪神>◇25日◇神宮(球児がサヨナラ打を浴び、リリーフ転向後初の黒星。代打・狩野の執念の左前適時打で同点も…,打線が最大4点差を追いつくなど、意地を見せたが、踏ん張りきれなかった。ヘイグのエラーを引きずり、2発、3回6失点の横山、がんばれよ~)