原口、プロ入り初のサヨナラ打!

劇的なサヨナラ勝ち。お立ち台に上がった原口は、
「サヨナラやりました~。最高でーす! 」
と、絶叫。
「絶対決めてやるという気持ちで、必死のパッチで打ちました」
と、喜びを爆発させた。ゴメスが打ち、ヘイグがデッドボール、髙山がつないで、原口がサヨナラ打。

2-2の同点で迎えた9回、マウンドに上がった藤川が、ピンチを迎えながらも0封。そのウラ、原口がカウント3-1から、145キロ真っすぐをとらえた。高く上がった打球は中越えの決勝打を放つと、金本監督に抱き上げられ祝福された。リリーフが苦しいなかでの2連勝。石崎と、きょうの田面、そしてなにより球児だ。
「昔の球児、思い出した」
と、金本監督。球児が、2試合連続で9回に登板。ニ死二、三塁のピンチを迎えながらも、力でねじ伏せて「0」に抑え、2勝目を挙げた。救援としては、今季初勝利。
「久しぶり。まだ春先。残り99試合、状態は上がってくる」
と、自信をにじませた。

同点での田面(たなぼ)には、びっくりした。4月に支配下選手として再登録された田面が、プロ初登板。8回を無得点に抑えて勝利に貢献し、
「試合に入り込めたので、楽しめた」
と、充実の表情。ニ死二塁とされたが、空振り三振に仕留めてガッツポーズ。バッテリーを組んだ原口は、
「2人で苦い経験を味わったが、サインも合って、攻めていった。本当にいい経験ができた6年間。一軍の舞台で生かしていきたい」
と、まだまだ満足はしてない。
「俺も。焦った(笑)。けどまあ、使っていかないと、成長はないし。まさかあの場面で…ねえ。投手コーチも僕も勇気がいりましたけど。僕も最初『えっ?』と思ったんですけどね(笑)。まあ、そこは香田さんも思い切って使っていこうということなんで、僕がこわがるわけにはいかないんで、はい」
と、金本監督。

「初回がすべてでした。フォアボールに、ヒットに、自分のミスと、ドタバタしてしまい、非常にもったいなかったです。一番やってはいけない立ち上がりだったと思います。二回以降は、結果的には粘れたとは思いますが、全体的に悔しいピッチングでした」
と、藤浪、6回6安打2失点でマウンドを降りた。1回、一死一、二塁から適時二塁打を打たれ先制点を与えると、二死二、三塁から暴投でこの回2失点。3回は3人で終わらせたが、その後は毎回ランナーを背負う苦しいピッチングだった。

※ドリス、休養と、登板過多で登録抹消。代わって、ヘイグが昇格した。

<阪神3-2中日>◇19日◇甲子園