大和、プロ2号V弾!

「7つのゼロを、並べることができてよかったよ。その結果をサポートしてくれた、素晴らしいバックの守備に感謝したいね。特に、板山と、高山には助けてもらった。あと、ホームランを打ってくれた大和のビッグ・パワーにも感謝だよ!」
と、チームトップの4勝目を挙げたメッセ。大和が、プロ通算2号、値千金の本塁打で試合を決めた。0-0の7回ニ死走者なし、初球高めに浮いたスライダーを左翼席にたたき込んだ。14年5月14日広島戦以来2年ぶりの1発だった。「サンケイスポーツ」によると、
「たまたま。ホームランはまぐれです」
と、苦笑い。
「でも、ナゴヤドームは広い球場ですけれども、打った瞬間にホームランだと分かるくらい、いい感触でとらえられました」

それでも無失点投球を続けていた先発・メッセを援護できたことに、
「ランディが頑張って投げてくれているなかでしたし、いいホームランでした」
と喜んだ。また、この日は、こどもの日とあって、
「当たりさえすれば、あそこまで飛ぶというのは今年はわかっていた。打った瞬間入るとわかりました。ぼくのような小さな選手でもホームランを打てたので、みんなも大きな夢を持って頑張って下さい」

メッセは7回無失点で、チームトップの4勝目を挙げた。散発の3安打に抑える危なげない内容に、
「満足している。長打も打たれず、基本的にはよかった」
と、納得顔だった。岡崎以外の捕手と組むのは今季7試合目で初めてだったが、原口との息もピッタリだった。

味方打線の援護がないなか、自慢の速球で中日打線を料理。バックの守りにも助けられながら、7回まで0を並べ続けた。8回をドリスが抑え、9回はマテオが締めて8セーブ目(1敗)。

その原口、2戦連続のマルチ、完封リード。1点リードで迎えた8回だ。無死一塁で、二盗を仕掛けてきた走者をドンピシャのストライク送球で刺した。アウトがコールされると、原口は右手で小さくガッツポーズを繰り返した。
「大きな失点につながるリスクがあったので、何とか勝負どころで刺せてよかった」
と、納得のスローイングに胸を張った。金本監督も、
「大きいよね。ピンポイントでそこしかないというところに投げた」
と、危機を救った盗塁阻止を称賛。

板山が、クリーンアップに名を連ねた。「5番・右翼」。阪神の新人では1997年の今岡誠以来、実に19年ぶりだった。
「そういうことは気にせず、自分のできることをやろうと思っていました。必死です!」
2回の1打席目。140キロをとらえた。豪快な中越え二塁打で、4戦連続安打。金本監督も、
「今年はいかないと、グイグイと。孝介がいないのもあったし」
と、目を細めた。(福留が前日の試合中に、左太ももウラの張りをふたたび訴え、途中交代)。守備でも1回一死二塁、右中間への大飛球を好捕。
「ああいう打球は予測していたので、準備できていました。今は必死に食らいついていこうという気持ち」
高山も、2つの好守。
「今日は、足もよく動いていた」
と、金本監督。
「1年目だから不安もあるけど、不安を払拭する動きを見せて欲しい」

<中日0-1阪神>◇5日◇ナゴヤドーム