横山、力投。プロ初勝利!

横山、散発の3安打、7回無失点で、待望のプロ初勝利。またも、「プロ初」を記録した若トラが加わった。

快勝! 先発野手全員安打の猛攻で、鬼門・ナゴヤドームでの連敗を6で止め、中日戦の連敗を4で止めた。8回には榎田が3者連続三振、9回を石崎が3人斬りでピシャリ。完封リレーで、貯金「1」。

ほぼ1年ぶりの一軍登板となった横山は、3回まで無安打投球を披露すると、味方打線もこれに応え、4回にゴメス、板山が適時打、原口が3点本塁打を放ち5点を援護。5回、7回にも2点ずつ加点し、大量17安打9得点を奪った。

「若い選手で6点取ったのかな。原口の3ランが大きかったよね。いくら甘い球といっても、得点圏の2ストライク後だからね。甘い球でも価値がある」
と、金本監督。

横山は、岩田の不調もあり、昨年6月13日のオリックス戦(京セラD)以来326日ぶり、今季初の先発マウンドがめぐってきた。MAX144キロの直球にスライダー、そして110キロ前後の「チェンジアップのようなフォーク」で緩急をつけ、得点圏に走者を背負ったのは4回だけ。95球で7回3安打無失点、6奪三振。危なげない投球で、うれしいプロ初勝利をつかんだ。「サンケイスポーツ」によると、
「長かったですけど、今はすごくホッとしてます」
と、初々しい笑顔。一軍での登板には、
「緊張はしましたけど、なんとか抑えることができて良かったです」
と話すと、
「変化球で、ストライクを取れた」
と、好投の要因にあげた。また、女房役・原口のプロ本塁打含む4打点の活躍には、
「ホームランも大きかったですし、リード面でも、すごく僕のなかでは心強かったです」
と感謝した。

さてさて、その原口、0-2と追い込まれながらも、ボールを見極めてファウルで粘って、2-2から外角高め128キロのフォークを力強く振りぬくと、打球左翼スタンド前段に飛び込む3点本塁打となった。
「2点を先制した場面でまわってきましたが、この2点だけでは終われないと集中力を高めていけましたし、そうすることで最後の甘いボールを仕留めることができました」
と、プロ初本塁打を振り返った。
「追い込まれるまでの意識では、シュートをファウルでもOKだと考えて、フェアゾーンには入れないように気をつけていました」
と、自身の対策を明かしながら、
「キャッチャーとして、横山を援護したい気持ちでしたし、打ててよかった」
と、バッテリーを組む横山を、これまた援護できたことを喜んだ。

売出し中の板山も、負けじとプロ初の猛打賞をマーク。「6番左翼」で、先発出場。2回に中前打を放つと、4回は1点を先制して、なおも無死一、三塁で初球フォークをとらえ、右前タイムリー。7回にも、右翼フェンス直撃の二塁打。初体験の3安打で、大勝に貢献。
「最後の三振以外、凡打もショートライナーだった。続けていきたい」
と振り返った。「1番・中堅」でスタメン復帰した高山も、18打席ぶりの安打を放った。

<中日0-9阪神>◇4日◇ナゴヤドーム

直前の試合;
● <中日4-2阪神>◇3日◇ナゴヤドーム(藤浪、7回6安打4失点で今季2敗目。伏兵の一発で、沈む。まだまだ本調子じゃない? 見せ場の少ないゲームのなかで、北条が希望の光を放った。先発4試合目で、初めて「2番」で起用され、プロ初のマルチ安打をマーク)