2回に、先制。岡崎の犠飛と、高山の左前適時打で2点を奪った。さらに5回には、高山の2ランでリードをひろげた。先制、中押し、ダメ押しと理想的な得点で、快勝。能見、完投で2勝目。

高山は1点リードの5回、無死一塁で打席に立つと、初球高めのカットボールをフルスイング。高く上がった打球は、右翼席中段に飛び込む2ランとなった。2回にもフォークに体勢を崩されながらも、左前にしぶとく落とし、「サンケイスポーツ」によると、
「能見さんがフォアボールを選んでチャンスをつないでくれたので、なんとか打ちたいと思っていました。打席ではその気持ちだけでした」
と振り返り、本塁打については、
「打ったのは、カットボール。ランナー1塁だったので、できれば引っ張って一、三塁というかたちをつくれたらと考えていたのですが、甘いボールがきて、しっかりととらえられたので予想以上の結果になってくれました」
と喜んだ。試合前、金本監督から、
「遠心力だけじゃなしにバットを出すという作業を入れれば、もう少し強く打てる」
と、内角打ちのメスが入れられた。アドバイス直後の、一発回答。それでも高山は、
「今日出たからといって、完璧じゃない。まだ1試合。自分のモノにしたい」

チーム1番乗りの完投、能見は、
「なんとか長いイニングを投げたいな、と思っていた。味方がいい感じで得点してくれたので、いい感じで投げることができました」
と振り返った。直球のキレは抜群。これは能見の調子のよしあしのバロメーターであり、大きく振れて投げていた。だから打者も直球と、フォークの見極めができていなかった。ワンバウンドの落ちる球に手を出していたのも、それが理由だ。緩急だけではない。胸元も、攻めた。104球、9回を5安打2失点にまとめた。

<広島2-6阪神>◇24日◇マツダスタジアム

過去の試合;
● <広島3-2阪神>◇23日◇マツダスタジアム(岩貞、粘投報われず。7回途中を7安打1失点で今季初黒星。4奪三振にとどまり、シーズン初登板からの連続2ケタ奪三振は3試合で止まった。打球、右足を直撃のドリス、ぬかるむマウンドも手伝ってリズムを崩した。2安打、余計な2失点。それにしても、黒田には昨年の日本球界復帰後、これで8戦0勝5敗。西岡が24日、太もも裏痛で出場選手登録を抹消され、代わって良太)