佐藤輝、豪快1発

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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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佐藤輝、豪快1発

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○<阪神3-0中日>◇21日◇甲子園
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降雨の中、佐藤輝が6回に右翼スタンドに決勝3ラン

■単独首位。雨中の接戦を制し、初めて首位に立った。7回表コールドとなった雨中の一戦を制し、今季初めて首位に立った。佐藤輝が6回に右翼スタンドに3号3ラン。主砲の活躍で引き分けを挟んでの連勝を6に伸ばした。今季の3本塁打はすべて「決勝」の肩書付き。才木、7回完封、チームを首位の座に押し上げた。
「打でああやって打ってくれて、守りは自分がしっかりゼロを重ねられたのは、すごくうれしいです」

「きょうはお客さんのためにも絶対やる」
と、岡田監督は、試合前の雰囲気を明かしつつ、
「寒い中こういう試合を見せられてよかった」
と、表情を緩めた。この日は阪神園芸スタッフが懸命の整備を重ねて、プレーボールがかかった。
「予報悪いの分かってたけど、園芸さんにも絶対やるっていう気持ちがあったからね。才木にも表れていたんじゃないですか」
53分遅れでプレーボール。カッパも着ずに、懸命の神整備、「阪神園芸様々」スタンドからは大きな拍手。

一死から中野、森下の連打で一、二塁。大山は空振り三振に倒れたが、佐藤輝は先発・松葉の8球目の125キロスライダーを一閃。打球はライナーで右翼スタンドへ一直線。試合開始前から雨が降り続く中、今季の甲子園第1号1。岡田監督は、
「そうですね、だから、まあね、これ、いつ止めてもいいようなグラウンド状態だったし。あそこ3ランっていうね、3点が大きかったですね、やっぱりね」

勝負どころを、どういう感じで踏んでたのだろうか、
「いや、まずもう、とにかく5回まで。とにかく1点でもと思って。まだ後攻なんでね、そのへんはちょっと楽なんですけど。本当、1点じゃどうなっていたかも分からないし。砂を入れるいうことだったんですけど。本当スリーランていうのは、やっぱり大きかったと思いますね」

才木の立ち上がりは圧巻。先発の才木浩人は、ぬかるむグラウンドで粘り強く好投した。7回コールドゲームでの完封勝利。
「まあ良かったです。ウッすみたいな感じでした」
個人的には9イニングを投げきった時と同等、もしくはそれ以上に価値のある投球内容。岡田監督はテレビインタビューで、投打のヒーローをたたえた。
「今日はもう、才木が一番(試合を)やりたかったみたいでね。それに値するピッチングをしてくれました。何とかね、序盤の、こういう状況だから、1点でもね、先、先、先と思ってね、初回からバント使ったんだけど」
才木は足場も手先も気になるところで、うまく投げた。
「下が悪いんでね。コントロールとかいろんな面で、あれですけど。普段どおりのね。まあ、本人がやりたいやりたい言ってたからやっぱりよっぽど調子もいいし、投げたかったんじゃないですか」

梅野隆太郎が、好リード。初回から才木の持ち味である150キロを超える直球を主体に配球を展開。時折、緩いカーブ、スライダーも交えながら中日打線に付けいる隙を与えず、スコアボードボードに「0」を刻み続けた。
「本当に0点で抑えられたことに関しては、ベストピッチをしてくれたんじゃないかな。ましてやこういう天候で。本当に才木にあっぱれですよ」

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